Seven Seas

企業への環境学習に行ってきました 5月19日

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コーディネーターのKOKOです。

 

本日はセブンシーズも会員になっているNPO法人宮古島海の環境ネットワークの活動で「一丸ファルコス株式会社の社員の方向けの漂着ゴミの環境学習プログラム」でした。

 

(C) NPO MiyakojimaSeaEnvironment

 

NPO法人 宮古島海の環境ネットワークでは、ビーチクリーン活動の他に、海の環境を守る啓もう、啓発活動として、環境学習のプログラムを実施していています。

 

一丸ファルコス株式会社さんは、岐阜県に本社がある化粧品の原料を作っている会社で、天然由来の原料にこだわっています。

 

宮古島で作られているアロエも原料の一つ。

 

宮古島にご縁がある、ということで、宮古島海の環境ネットワークの活動を支援してくださり、今回、会社の各部署の方々が来島し、環境学習プログラムを体験することになったのです。

 

雨が心配されましたが、プログラム中は晴れ間が見えたり、少し曇ったりで、汗もかかず、社員の皆さんも、一番よい気候ですね!とおっしゃっていました。

 

本社がある岐阜県は、海がないということで、皆さん、あまり海へはいらっしゃらないようです。

 

そこで、まず海岸にゴミがあるとどんな影響があるのか、ということを考えていただきました。

 

いつも、地元の子どもたちにも同じ質問をしますが、なんとなくゴミがあるといけない、と思うのではなく、具体的にどんな問題があるのかを考えることは大切だと思います。

 

その後、漂着ゴミの調査をしました。

 

世界共通の調査品目に基づいて分類するICC調査というものです。

 

今日の調査範囲には、大きなブイやポリタンクなども多かったです。

 

社員の方々はみな積極的に取り組んでくださり、大きなブイから細かいひもまで、一つひとつきっちり数えていきました。

 

やっぱり、紫外線の強い宮古島、硬いプラスチックの破片の割合が一番多かったです。

 

ペットボトルも多かったですが、ペットボトルのキャップだけがかなり散乱していて、参加された方からも、キャップ多いですねーという声がありました。

 

後半はボランティア海岸清掃を実施し、調査範囲外のゴミもしっかり回収しました。

 

最近、宮古島海の環境ネットワークの活動を支援してくださる企業が増えて嬉しいです。

この記事を書いた人

KOKO(コーディネーター)

天皇陛下の日本山岳会入会にも尽力した同会元会長の父の影響で、学生時代から登山やスキーを行う。外資系会社を経て、通訳を兼ねながら生物学者・故ジャックモイヤー氏と共に海辺の環境教育を行ったり、旅行会社にてエコツアー企画を担当し日本にインド洋のクリスマス島を紹介するなどエコツアー・環境教育の現場の最先端を走り続ける第一線ネイチャーガイド。現在は宮古諸島において、エコツーリズムの普及や海辺の環境保全に尽力している。 [資格等]

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