Seven Seas

修学旅行の環境学習に行ってきました 4月27日

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セブンシーズ チーフガイドのJUNです。

 

本日は、昨日に引き続きセブンシーズも会員になっているNPO法人宮古島海の環境ネットワークの活動で「横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校の修学旅行における漂着ゴミの環境学習」でした。

 

(C) NPO MiyakojimaSeaEnvironment

 

NPO法人 宮古島海の環境ネットワークでは、ビーチクリーン活動の他に、海の環境を守る啓発活動として、環境学習のプログラムを実施していています。

 

昨日は、フィールドワークのマングローブ観察会ということで一部のグループの活動でしたが、今日は全員での活動でした。

 

横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校の修学旅行では、宮古島海の環境ネットワークが、マングローブ観察や、磯の生き物観察などの環境学習プログラムを提供していますが、新型コロナの影響で2年ぶりの来島となりました。

 

久しぶりのフィールドワークで、積極的に発表してくれる生徒さんたちと一緒に活動ができて嬉しい時間でした。

 

海ゴミの生きものに対する影響を考えるアクティビティをしたり、海岸に漂着したペットボトルを回収して国別調査を行いました。

 

環境学習と共に、みんなでボランティア海岸清掃もしました。

 

みんなゴミの多さにびっくりして、驚きの声がでていました。

 

予報では雨も降る予報で、結果最後に降りましたが、その前にほとんどの活動を済ませることができました。

 

それぞれの活動で感想などを聞いておりますが、とても積極的に、また的をついた感想を発表してくれました。

 

結果だけをみて、どこの国がポイ捨てが多い、とか、どこの国が悪い、と決めつけるのではなく、ゴミが流れ着くしくみを理解して、ゴミを減らすために自分たちにできることを考えることが大切だと思います。

 

最後、みんなはどうすれば良いの? と考える時間は雨でとれず宿題となってしまいましたが、それまでの感想を聞いている限り、しっかり自分達でも考えてくれるのではないかと思います。

 

海のゴミについては、海がすぐそばにある宮古島に住んでいる人でも関心の高い人、そうでない人がいますが、修学旅行でくる生徒たちも、強い関心を持っている人から、これまであまり関心がなかった人もいます。

 

今回はボランティアの海岸清掃に参加した経験がある生徒も多く驚きましたが、関心度合、経験度合いに関わらず、今日の体験をいかして、さらなる学びにつなげてもらえたら嬉しいと思います。

この記事を書いた人

JUN(チーフガイド)

学生時代は水泳・カヤックシングルの選手として活躍、その後海外・国内でダイビングインストラクターとして経験を重ねる。ダイビングのインストラクション・ガイド業以外にもダイビング・スノーケリング器材販売専門店・ダイビングとエコツアー専門旅行会社・海辺の環境教育指導・シーカヤックガイド等の経験を持つ水専門のエキスパート。PADIコースディレクター取得後は、ダイビングのみならず海から海辺全域に関して、後進育成を中心に活躍。[資格等]

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