コーディネーターのＫＯＫＯです。

本日はセブンシーズのツアープログラム「体験マングローブカヤック」でした。

今日も暑い１日でしたが、時折吹く風が気持ちよく、やっぱり天気が良いのはよいことですね。

参加されたのは、神奈川県からお越しのご夫婦でした。

以前、沖縄の他の島でカヤックを体験したことがあるとのことでしたが、久しぶりのカヤックということでした。

カヤックを漕ぎ始めると、さっそくリュウキュウキンバトの鳴き声が聞こえてきて、奥さまが、「あれはなんですか？」

さすが、小さい鳴き声も聞き逃さない！

マングローブ域の入り江は、静かで、耳を澄ますといろいろな生き物の出す音が聞こえてきます。

今日は、リュウキュウキンバトの他、インドクジャクの大きな声、シギの甲高い声から宮古島の固有亜種であるミヤコニイニイというセミの鳴き声も聞こえてきました。

入り江の奥では、マングローブテッポウエビの出すパチンという音も聞こえてきました。

この時期、ヤエヤマヒルギの胎生種子は、まだ親の木にたくさんぶら下がっている木もあれば、だいぶ落下して入り江の中で漂流するものもあります。

メヒルギは、既に胎生種子がみんな落下し、白くて細い花を咲かせています。

ちょっとヒトデみたい、という声もありました。

一方、ヒルギダマシは黄色い可憐な花を咲かしています。

とっても小さいので、見逃しそうですが。

参加されたご夫婦は、以前、別の場所でのマングローブ域のカヤックを体験したことがおありとのことでしたが、セブンシーズのマングローブカヤックでは、マングローブにゆっくり近づいて根にいる生き物をじっくり観察したり、胎生種子や花を観察しながら、その生態などについてお話をいたします。

マングローブと同じ目線で見られるので、木道から見るのとは違った生きものを発見することもありますね。

「いろいろ勉強になりました！」と言っていただきました。