Seven Seas

体験マングローブカヤック 胎生種子も変化しています 6月5日

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コーディネーターのKOKOです。

 

本日はセブンシーズのツアープログラム「体験マングローブカヤック」でした。

 

(C) SevenSeasMiyakojima

 

今日も暑い1日でした。

 

でも心地よい風が吹き、気持ちよく漕ぐことができました。

 

参加されたのは、茨城県からお越しのご夫婦。

 

宮古島は初めて、マングローブを見るのも初めてというお2人です。

 

最初にカヤックの漕ぎ方をレクチャーし、まずは広い海域でパドルの使い方に慣れながら、マングローブの生態についてお話しをしました。

 

この時期、ヤエヤマヒルギの胎生種子がたくさんぶら下がっています。

 

初めて見ると、いったい何だろう? と思うかもしれませんね。

 

この胎生種子には、潮の干満や、波の影響がある厳しい環境の中で次の世代に繋ぐための、マングローブの工夫が詰まっているのです。

 

数週間前までは、メヒルギの胎生種子もたくさんぶら下がっていましたが、もう親の木にはついていません。

 

カヤックを漕いでいると、ところどころで、漂流しているメヒルギの胎生種子を見つけました。

 

どこかで育つとよいですね。

 

マングローブ域に生息する様々な植物や生きものは、ちょっと生態が変わっていたり、特徴的だったりするものが多いです。

 

頭で考えているわけではないですが、厳しい環境で生き残れるよう進化し、受け継がれていっていることを考えると、自然の力ってすごい、と感心してしまいます。

 

セブンシーズのマングローブカヤックツアーでは、きれい! きもちいい! も大事ですが、そういった自然の力を感じていただけたら嬉しいな、と思い、植物や生きものの観察や、解説をしています。

宮古島で体験マングローブカヤック

体験マングローブカヤック

カヤックで、マングローブをはじめ海浜植物や汽水域の生きものを観察するプログラムです。
貴重なマングローブ、豊かな生態系についてのガイドの解説や、静かな入り江で鳥のさえずりを聞きながら、のんびり、ゆったり自然の神秘を感じてください。

  • マングローブ域の動植物などの解説を聞きながら観察

  • ベテランインストラクターのガイドなので初心者でも安心

この記事を書いた人

KOKO(コーディネーター)

天皇陛下の日本山岳会入会にも尽力した同会元会長の父の影響で、学生時代から登山やスキーを行う。外資系会社を経て、通訳を兼ねながら生物学者・故ジャックモイヤー氏と共に海辺の環境教育を行ったり、旅行会社にてエコツアー企画を担当し日本にインド洋のクリスマス島を紹介するなどエコツアー・環境教育の現場の最先端を走り続ける第一線ネイチャーガイド。現在は宮古諸島において、エコツーリズムの普及や海辺の環境保全に尽力している。 [資格等]

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