Seven Seas

体験マングローブカヤック 冒険のあとはのんびり観察 7月3日

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コーディネーターのKOKOです。

 

本日はセブンシーズのツアープログラム「体験マングローブカヤック」でした。

 

(C) SevenSeasMiyakojima

 

台風4号が沖縄本島付近を通ったため、周囲の雨雲が時折流れてきて雨が降りましたが、すぐに晴れ間がみえて濡れた体もすぐに乾きました。

 

参加されたのは、大阪からお越しの家族4名でした。

 

以前、カヤックをやったことはあったとのことですが、久しぶりだったので、最初は慣れなくて、なかなかまっすぐ進むことができませんでしたが、少し広い海域を漕いでいるうちに、みんな上手に漕げるようになっていきました。

 

漕ぎだしてすぐに雨雲がやってきてザーッと雨が降ってきました。

 

雨の中、そして向かい風の中を漕いでいると、なんか冒険をしているよう。

 

みんなちょっと必死の顔でした。

 

でも、すぐに雨はやみ、今度は晴れ間が見えてくると、マングローブをはじめとする木々の色がとてもきれいに輝いているように見えました。

 

「やっぱり晴れるときもちよいですね~」とみなさん。

 

ヤエヤマヒルギの胎生種子がたくさんぶら下がっていて、その不思議な増え方をお話しすると、皆さん「おもしろい!」と興味深く聞いてくださいました。

 

その後、漂流しているヤエヤマヒルギの胎生種子をいくつも見つけました。

 

ヤエヤマヒルギに接近して、お父さんのカヤックにカクベンケイガニが乗り移ってくるハプニングがありましたが、たくさんのカクベンケイガニや、ミナミトビハゼなどマングローブ域の生き物も観察することができました。

 

昨日は八重干瀬に行ってサンゴ礁の生き物を色々見た、という皆さん、今日はマングローブ域のいろいろな生き物が見られてよかったですね。

宮古島で体験マングローブカヤック

体験マングローブカヤック

カヤックで、マングローブをはじめ海浜植物や汽水域の生きものを観察するプログラムです。
貴重なマングローブ、豊かな生態系についてのガイドの解説や、静かな入り江で鳥のさえずりを聞きながら、のんびり、ゆったり自然の神秘を感じてください。

  • マングローブ域の動植物などの解説を聞きながら観察

  • ベテランインストラクターのガイドなので初心者でも安心

この記事を書いた人

KOKO(コーディネーター)

天皇陛下の日本山岳会入会にも尽力した同会元会長の父の影響で、学生時代から登山やスキーを行う。外資系会社を経て、通訳を兼ねながら生物学者・故ジャックモイヤー氏と共に海辺の環境教育を行ったり、旅行会社にてエコツアー企画を担当し日本にインド洋のクリスマス島を紹介するなどエコツアー・環境教育の現場の最先端を走り続ける第一線ネイチャーガイド。現在は宮古諸島において、エコツーリズムの普及や海辺の環境保全に尽力している。 [資格等]

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