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鳥獣保護・生物保護

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JUNの独り言… 12月7日
鳥獣保護や生物保護を考えてみました

 

 

セブンシーズ チーフガイドのJUNです。

 

先日、ニュースで見た報道、「東京でタクシー運転手がハトをひき逃げで逮捕」というニュース。

 

逮捕は鳥獣保護管理法違反!

 

 

ちょうど、そのニュースの少し前に、お店の近くの道で道路で動かない鳩がいて、車を停めて鳩をどかしたところでした…

 

ま~今回のニュースは、鳩が道いっぱいいる所に、信号が青になったとたん時速60kmくらいで突っ込んだというので意図的だったのかなと…

 

でも、実は世界遺産登録される地域が増えた沖縄では、野生化した猫などと並んで、車によるロードキルが希少な野生生物の脅威となっている。

 

もちろん、ロードキルは宮古島でもよく見ることなんです…

 

では、同じ時速60km程度の車で野生の鳥をひいてしまうことの違いはどこにあるのでしょうか?

 

意図的か?意図的でないか?

 

でも、それって今回のような信号で停止直後でもない限りわかりませんよね?

 

先日も「独り言」で書いた、セブンシーズも会員になっているNPO法人宮古島海の環境ネットワークの活動で一緒にSDG’sの室内学習プログラムを作成した「どうぶつたちの病院沖縄」さんが、西表島などでロードキルの対策に取り組んでいます。

 

 

(C) どうぶつたちの病院沖縄

 

その、「どうぶつたちの病院沖縄」さんのホームページでは、こんなことが書いてあります。

 

 

あなたができること

 

2.ゆっくり走ろう

たとえば、あなたが気持よくやんばるの道を、西表の道を、車で走行しているとき、近くには、多くの野生動物がいることを思い出してください。 ヤンバルクイナや、ケナガネズミ、イリオモテヤマネコやセマルハコガメ他にも多くの野生動物が道路を横断するんです。

彼らには、猛スピードの車をよけるほどの能力はありません。だから、ゆっくり走ってもらいたいのです。

もしかしたら、のんびり走ってる車の窓から、野生動物がみられるかも

 

3.ペットを捨てないで

多くのご家庭がペットを飼っている最近では、悲しいことに、捨て犬、捨て猫が大きな問題になっています。

捨てられたイヌやネコは、病気になってしまったり、空腹で死んでしまう場合や、生き延びるために、野生動物を襲って食べてしまう場合があるのです。 森に放たれたイヌ、ネコ達も決して幸せにはなれません。最後まで面倒みてあげてください。

 

 

わざとや、意図的でなかったとしても、「鳥獣保護管理法違反で逮捕になることもあるんだ!」ということで、ゆっくり走ることが大事だったり、「野生生物が飛び出してくるかもしれない!」と思う、かもしれない運転をすることが大事なんではないかと思います。

 

これまた先日も「独り言」で書いた、開発で貴重な自然がどんどん消失していったりする以外にも、一人一人の不注意で貴重な生物が絶滅に向かうこともあるのが現実です。

 

 

 

一人一人が、少しづつ気を付けるだけで、守れる貴重な生き物がいるなら、少し気を付けたいものですね。

この記事を書いた人

JUN(チーフガイド)

学生時代は水泳・カヤックシングルの選手として活躍、その後海外・国内でダイビングインストラクターとして経験を重ねる。ダイビングのインストラクション・ガイド業以外にもダイビング・スノーケリング器材販売専門店・ダイビングとエコツアー専門旅行会社・海辺の環境教育指導・シーカヤックガイド等の経験を持つ水専門のエキスパート。PADIコースディレクター取得後は、ダイビングのみならず海から海辺全域に関して、後進育成を中心に活躍。[資格等]

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