Seven Seas

久松小の環境学習に行ってきました 11月15日

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コーディネーターのKOKOです。

 

本日はセブンシーズも会員になっているNPO法人宮古島海の環境ネットワークの活動で「久松小学校 SDGsを学ぶ環境学習」でした。

 

C) NPO MiyakojimaSeaEnvironmentNetwork

 

NPO法人 宮古島海の環境ネットワークでは、ビーチクリーン活動の他に、海の環境を守る啓もう、啓発活動として、環境学習のプログラムを実施していています。

 

久松小学校の5年生への出前授業は初めてとなります。

 

内容は、身近なことからSDGsを学ぼう、というプログラムで、今年の7月、おきなわ県民カレッジの講座で実施したものです。

 

5年生の担任の先生とお話し、5年生は環境とSDGsのことを勉強しているということだったので、このプログラムを提案しました。

 

SDGsという言葉は、かなり広まっていて、学校でも学ぶので、みんな知っています。

 

ただ、具体的に自分たちの生活とSDGsの目標達成と、どのようにつながっているのかということは、あいまいで、よくわからない人も多いです。

 

SDGsの目標達成は、国や県や企業がやるもの?と思っている人もいるかもしれません。

 

でも、実は私たちの日々の生活、行動が、国や県、企業の目標達成への取り組みにつながるのです。

 

それを感じてもらうために、このプログラムでは、身近な「買い物」のアクティビティを通して、学校での教科の学びとの関連、そしてSDGsとの関わりを知ってもらっています。

 

買い物の材料は、かなりリアルに作っているので、児童たちは興奮ぎみに、食材を選んでいました。

 

買った食材の合計額は自分で計算。算数の足し算と掛け算の知識を使います。

 

グループごとに買い物をして、その結果を見ながら、どうしてその食材を選んだのかを深堀りし、考えて、SDGsとのつながりを学びました。

 

そして、SDGsの目標には、「海の豊かさを守ろう」「陸の豊かさも守ろう」というものがありますが、宮古島の海や陸がどれだけ豊かなのか、ということを、私たちの体験から知っていることを伝えました。

 

今日の児童たちは、普段から、親御さんと一緒に買い物に行く機会がある子どもたちが多かったので、今日感じたこと、学んだことを家族の人たちに話して、今度買い物に行くときに少し考えてもらえたら嬉しいです。

この記事を書いた人

KOKO(コーディネーター)

天皇陛下の日本山岳会入会にも尽力した同会元会長の父の影響で、学生時代から登山やスキーを行う。外資系会社を経て、通訳を兼ねながら生物学者・故ジャックモイヤー氏と共に海辺の環境教育を行ったり、旅行会社にてエコツアー企画を担当し日本にインド洋のクリスマス島を紹介するなどエコツアー・環境教育の現場の最先端を走り続ける第一線ネイチャーガイド。現在は宮古諸島において、エコツーリズムの普及や海辺の環境保全に尽力している。 [資格等]

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