北小の環境学習に行ってきました 7月4日
コーディネーターのKOKOです。
本日はセブンシーズも会員になっているNPO法人宮古島海の環境ネットワークの活動で「北小学校 漂着ゴミの環境学習」でした。
NPO法人 宮古島海の環境ネットワークでは、ビーチクリーン活動の他に、海の環境を守る啓もう、啓発活動として、環境学習のプログラムを実施していています。
北小学校の5年生へは、毎年室内での環境学習ワークショップを実施していて、今年で4回目となります。
5年生は、総合に時間に環境について調べ学習を行っていて、ゴミについても自分たちで色々調べていたようです。
それを踏まえて、まず海ゴミについて知りたいことを問いかけました。
やはり、どんなゴミが多いのか、とかゴミの量とか、どこからゴミは来るのか、なんて質問が多かったですが、「なぜ海にゴミが来るのか」「どうして海は汚くなるのか」など、普段、あまり深く考えないと見過ごしてしまうような質問をする児童もいました。
児童たちから出た質問に対して、解説をしたり、アクティビティを体験してもらい、児童たち自らでその答えを考えたり導き出したりします。
今年の北小5年生は、お行儀がよく、まとまっていて、それでいて意見を求めるとしっかり出てくる、そして誰かやってくれる人~とたずねると、多くの人が「はい」「はい!」と手を挙げる、とっても積極的で素晴らしい児童たちでした。
海岸で拾ったゴミがどうしてゴミになってしまったのか、ということをそれぞれに考えてもらいましたが、家で使っていたものが壊れて風で飛ばされて海のゴミになった、とか、コンビニの前で飛んでいってしまった、とか、かなり現実にありそうなストーリーを考えている子もいてびっくりでした。
自分たちで調べることはとても大事です。
ただ、インターネットの情報は全て正しいわけではないので、自分で体験する、または体験した人から直接話を聞く、などで、自分の知識を深めていってもらえたら良いと思います。
知識が深まると、自分でどうしたらよいか、という考えもでてくることと思います。
今日の学びを終えて、海ゴミを減らすために新たに行動してくれる子どもがいたら嬉しいなと思います。
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