Seven Seas

修学旅行生への体験プログラム 4月25日

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コーディネーターのKOKOです。

 

本日は中学校の修学旅行でのフィールドワークとして、体験プログラムを実施しました。

 

(C) NPO MiyakojimaSeaEnvironment

 

フィールドワークは、生徒たちが4人1組でタクシーに乗り、自分たちで1日コースを考えて様々な体験をします。

 

その中で、セブンシーズでは、エコツアーでも訪れる洞窟を探検するプログラムを提供し、8名の生徒が参加してくれました。

 

洞窟に入る前に、宮古島のでき方や、地質について、そして洞窟ができる仕組みなどについて解説をしました。

 

参加した生徒の中には、地質の研究をしている、という将来の地質学者もいて、洞窟内の鍾乳石を興味深く観察していました。

 

もう一つ、体験プログラムとして、セブンシーズも会員になっているNPO法人宮古島海の環境ネットワークとして、「マングローブ観察」を提供しました。

 

NPO法人 宮古島海の環境ネットワークでは、ビーチクリーン活動の他に、海の環境を守る啓発活動として、環境学習のプログラムを実施していています。

 

今回の生徒さんは全員で80名ですが、その半分にあたる40名が、マングローブ観察を選んでくれました。

 

自分たちだけでもマングローブは観察できますが、観察シートを使うことにより、細かいところまで注意を向けて生きものを探したり、マングローブの特徴をじっくり観察することができます。

 

生態系豊かなマングローブ域は、マングローブだけで成り立つわけではありません。

 

その周囲の生きものや他の植物も含めて豊かな環境を作り上げているのです。

 

観察後の振り返りでは、マングローブの特徴や見られた生き物についての質問、マングローブの自然環境への影響などについての質問がたくさん出てきました。

 

さすが、日ごろから色々なことを探求する学習をしている生徒さんだけあって、質問の内容も素晴らしい。

 

今日の体験を機に、さらに自然環境のことや生きものについての学びを深めていってくれたら嬉しいです。

この記事を書いた人

KOKO(コーディネーター)

天皇陛下の日本山岳会入会にも尽力した同会元会長の父の影響で、学生時代から登山やスキーを行う。外資系会社を経て、通訳を兼ねながら生物学者・故ジャックモイヤー氏と共に海辺の環境教育を行ったり、旅行会社にてエコツアー企画を担当し日本にインド洋のクリスマス島を紹介するなどエコツアー・環境教育の現場の最先端を走り続ける第一線ネイチャーガイド。現在は宮古諸島において、エコツーリズムの普及や海辺の環境保全に尽力している。 [資格等]

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