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宮古高校の「職業人対話」に行ってきました 11月10日

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セブンシーズ チーフガイドのJUNです。

 

本日はセブンシーズも会員になっているNPO法人宮古島海の環境ネットワークの活動で「宮古高校2学年 職業人対話」の講師でした。

 

(C) NPO MiyakojimaSeaEnvironmentNetwork

 

NPO法人 宮古島海の環境ネットワークでは、ビーチクリーン活動の他に、海の環境を守る啓もう、啓発活動として、環境学習のプログラムを実施していています。

 

今回は、宮古高校2学年の生徒向けの「職業人対話」という授業に講師として参加しました。

 

この授業は、地域を担う人材づくりという目的のもと、自分たちの暮らす宮古島をよりよくするためにはどうすべきかについて考える「まちづくり」という取り組みの一環です。

 

グループで、地域の課題解決に関して「問い」をたて、そのよりよい答えを探求していく取り組みです。

 

その過程で、地域で活動する職業人と直接話をする機会をもって、質問をしたり、助言をもとめたり、さらなる情報を得ることにより、よりよい答えを導くことができる、というのが、この職業人対話の目的です。

 

グループで、経済、教育、観光、環境、というように分野に分かれて「問い」をたてたようで、今回はその「環境分野」の講師として招かれました。

 

いつもは、小学生向けの環境学習がほとんどなので、高校生が環境問題についてどのように考えているのか、どんな質問がでるのか楽しみでした。

 

高校生からは、「ゴミの量と観光客の数の関係」や、「ゴミでどのくらいサンゴや生きものが死んでいるか」「宮古島の観光は今後発展するのか」などという質問がでました。

 

どれも、1つの正解や、はっきりとした数字を示せるものではありませんね。

 

でも、それが高校生たちの素朴な質問なのだと思いました。

 

インターネットやマスコミは、ゴミをポイ捨てする観光客の映像を流したり、ゴミを食べて死んだ生きものの映像を流します。

 

それは事実ではありますが、全てではありません。

 

私たちは、実際に海ゴミの調査をしたり、専門的に研究している方々と交流して様々な情報を得てるなかで、ゴミ問題は地球規模で、原因も一つではなく、簡単に解決できるものではないことを知っています。

 

だから、「〇〇のせい」と簡単に決めつけることはできない、でも一人ひとりが自分事として考えて行動すれば、きっと世界は変わっていくと信じています。

 

そんな思いを、私たちの活動や経験から得た情報と共に生徒たちにお話ししました。

 

少しでもそれを感じてもらえたら良いと思いました。

この記事を書いた人

JUN(チーフガイド)

学生時代は水泳・カヤックシングルの選手として活躍、その後海外・国内でダイビングインストラクターとして経験を重ねる。ダイビングのインストラクション・ガイド業以外にもダイビング・スノーケリング器材販売専門店・ダイビングとエコツアー専門旅行会社・海辺の環境教育指導・シーカヤックガイド等の経験を持つ水専門のエキスパート。PADIコースディレクター取得後は、ダイビングのみならず海から海辺全域に関して、後進育成を中心に活躍。[資格等]

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