Seven Seas

体験マングローブカヤック サンコウチョウもキンバトも 4月17日

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コーディネーターのKOKOです。

 

本日はセブンシーズのツアープログラム「体験マングローブカヤック」でした。

 

(C) SevenSeasMiyakojima

 

台風2号が発生し、宮古島に接近はしませんが、風、波ともに強くなる予報です。

 

今日も少しずつ風が強くなり始めましたが、まだマングローブの入江は大丈夫でした。

 

参加されたカップルは、カヤックが初めてと思えないほど上達が早く、風に向かって漕ぐのも、細いマングローブ林の中も問題なしでした。

 

マングローブ林にいる人は私たちだけという静かさ。

 

生きものの音だけが聞こえてきます。

 

漕ぎ進む先のヤエヤマヒルギの木の上には、チュウサギのグループにアオサギがまじって休んでいて、大きな鳴き声をあげていっせいに飛び立ちました。

 

少しおしゃべりをやめて静かにすると、ほかにもあちらこちらでいろいろな野鳥の鳴き声が聞こえます。

 

歌が上手になったウグイス、天然記念物のリュウキュウキンバト、そして鳴き声が特徴的なサンコウチョウも。

 

カヤックを漕ぎながらでは姿がなかなか見られないので、声を聞きながら想像するのも楽しいですね。

 

森の奥からは、野生化して増えてしまったクジャクの大きな声や、実際の姿からは想像しにくいシロハラクイナの声も聞こえました。

 

生きものが好きなEさんは、かなり早い段階からヤエヤマヒルギの根にいるカニを発見。

 

知らない間に小さい魚がカヤックに飛び込んでくるというハプニングもありました。

 

その後は、お2人で大きなミナミトビハゼもしっかり見ることができましたね。

 

宮古島に生息する全種類のマングローブも観察し、その面白い生態についての解説もしました。

 

植物のフシギを感じてもらえたかな。

宮古島で体験マングローブカヤック

体験マングローブカヤック

カヤックで、マングローブをはじめ海浜植物や汽水域の生きものを観察するプログラムです。
貴重なマングローブ、豊かな生態系についてのガイドの解説や、静かな入り江で鳥のさえずりを聞きながら、のんびり、ゆったり自然の神秘を感じてください。

  • マングローブ域の動植物などの解説を聞きながら観察

  • ベテランインストラクターのガイドなので初心者でも安心

この記事を書いた人

KOKO(コーディネーター)

天皇陛下の日本山岳会入会にも尽力した同会元会長の父の影響で、学生時代から登山やスキーを行う。外資系会社を経て、通訳を兼ねながら生物学者・故ジャックモイヤー氏と共に海辺の環境教育を行ったり、旅行会社にてエコツアー企画を担当し日本にインド洋のクリスマス島を紹介するなどエコツアー・環境教育の現場の最先端を走り続ける第一線ネイチャーガイド。現在は宮古諸島において、エコツーリズムの普及や海辺の環境保全に尽力している。 [資格等]

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