Seven Seas

体験マングローブカヤック タコクラゲも増えてきました 6月20日

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コーディネーターのKOKOです。

 

本日はセブンシーズのツアープログラム「体験マングローブカヤック」でした。

 

(C) SevenSeasMiyakojima

 

今日も暑い日でした。

 

でも風がやや強めだったので、がんばって漕ぐ場面もありましたが、気持ちがよかったです。

 

今日参加されたのは、茨城県からお越しのご夫婦です。

 

最近風が強めの日が多かったためか、ヤエヤマヒルギの胎生種子がかなり落ちていて、流れに任せて行ったり来たりしていました。

 

まだヤエヤマヒルギからもぶら下がっている胎生種子を紹介して、ヤエヤマヒルギがどうやって増えるのかを解説してから漂流している胎生種子を見てもらうと、参加者の方々もなんだか胎生種子に愛着がわいて、「がんばって根付いてね」と思ってしまうかもしれませんね。

 

漂流する、といえば、タコクラゲの姿も見られました。

 

これから夏にかけてタコクラゲも入り江に入ってきます。

 

小さいのはとても可愛らしいですが、今日見つけたのは少し大きめ。だいぶ成長していました。

 

ヤエヤマヒルギの根には、ミナミトビハゼもあちこちにいましたが、カクベンケイガニの数も増えてきて、夏を感じます。

 

最初はカニを見つけづらかったお2人でしたが、一度見つけると、ジャングルの中で、「あっ、ここにもいた!いた!」と、どんどん見つけていました。

 

マングローブ域は生態系が豊かで、色々な生きものがいます。

 

冬場もいるのですが、やはり姿が見やすいのは暖かい時期。

 

夏場は、暑くて大変な時もありますが、色々な生き物を見つけやすくなるので、今日はどんな生き物に出会えるのか、とちょっとワクワクしますね。

 

スタート時にはかなり潮が高かったのですが、ツアー終了後には潮がどんどん下がってきて、潮が高い時には隠れていた生きものも出てきました。

 

そこで、今日のお2人は、カヤックツアー終了後、潮が引いたマングローブ林の遊歩道を歩いて散策されていました。

宮古島で体験マングローブカヤック

体験マングローブカヤック

カヤックで、マングローブをはじめ海浜植物や汽水域の生きものを観察するプログラムです。
貴重なマングローブ、豊かな生態系についてのガイドの解説や、静かな入り江で鳥のさえずりを聞きながら、のんびり、ゆったり自然の神秘を感じてください。

  • マングローブ域の動植物などの解説を聞きながら観察

  • ベテランインストラクターのガイドなので初心者でも安心

この記事を書いた人

KOKO(コーディネーター)

天皇陛下の日本山岳会入会にも尽力した同会元会長の父の影響で、学生時代から登山やスキーを行う。外資系会社を経て、通訳を兼ねながら生物学者・故ジャックモイヤー氏と共に海辺の環境教育を行ったり、旅行会社にてエコツアー企画を担当し日本にインド洋のクリスマス島を紹介するなどエコツアー・環境教育の現場の最先端を走り続ける第一線ネイチャーガイド。現在は宮古諸島において、エコツーリズムの普及や海辺の環境保全に尽力している。 [資格等]

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