Seven Seas

体験マングローブカヤック 胎生種子の成長が楽しみ 12月27日

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コーディネーターのKOKOです。

 

本日はセブンシーズのツアープログラム「体験マングローブカヤック」でした。

 

(C) SevenSeasMiyakojima

 

寒気の影響でとっても寒い日本列島です。

 

宮古島も例年になく寒い日が続いています。

 

北風も強かったので、ツアーを実施できない日が続いていました。

 

今日も気温は低めでしたが、太陽が出ていたので日なたはポカポカしていました。

 

参加されたのは、兵庫県からお越しのご夫婦。

 

今日の海水は透明度が高く、水底のカニの巣穴が良く見えました。

 

気温が低くなると生き物が活発ではなくなるので、なかなかカニの姿も見られなくなります。

 

それでも、シギは群れてヤエヤマヒルギの根にとまっているので、上手にカニを捕るのでしょうね。

 

水底をよく見ると、ミナミトビハゼの巣も見えました。

 

今の時期、ヤエヤマヒルギの胎生種子はクワイみたいな感じに伸びて、オヒルギの胎生種子は、オクラのようになっています。

 

中には成長の早いものもあり、オヒルギの胎生種子が落下して漂流しているものもありました。

 

マングローブを観察しながら特徴的な増え方をお話すると、お2人とも興味深く聞いてくださいました。

 

日陰を漕いでいると少し肌寒く、日なたを漕いでいると少し汗ばむ、そんな陽気でしたが、青空がくっきりしていて気持ちがよかったです。

 

冬、宮古島へ旅行へ来る方は、寒さにも、暑さにも対応できるよう、重ね着ができる服を用意したらよいですね。

 

あと、北風が吹くことが多いので、ウィンドブレーカーは忘れずに。

宮古島で体験マングローブカヤック

体験マングローブカヤック

カヤックで、マングローブをはじめ海浜植物や汽水域の生きものを観察するプログラムです。
貴重なマングローブ、豊かな生態系についてのガイドの解説や、静かな入り江で鳥のさえずりを聞きながら、のんびり、ゆったり自然の神秘を感じてください。

  • マングローブ域の動植物などの解説を聞きながら観察

  • ベテランインストラクターのガイドなので初心者でも安心

この記事を書いた人

KOKO(コーディネーター)

天皇陛下の日本山岳会入会にも尽力した同会元会長の父の影響で、学生時代から登山やスキーを行う。外資系会社を経て、通訳を兼ねながら生物学者・故ジャックモイヤー氏と共に海辺の環境教育を行ったり、旅行会社にてエコツアー企画を担当し日本にインド洋のクリスマス島を紹介するなどエコツアー・環境教育の現場の最先端を走り続ける第一線ネイチャーガイド。現在は宮古諸島において、エコツーリズムの普及や海辺の環境保全に尽力している。 [資格等]

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