Seven Seas

体験マングローブカヤック 冬は野鳥観察が楽しい 12月31日

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コーディネーターのKOKOです。

 

本日はセブンシーズのツアープログラム「体験マングローブカヤック」でした。

 

(C) SevenSeasMiyakojima

 

2021年大晦日の今日はセブンシーズの仕事納めです。

 

昨日に引き続き風がやや強く、駐車場に立っていると風をかなり感じましたが、マングローブの入り江の中はそれほどでもありませんでした。

 

それに晴れ間もあって、寒さも和らいでいました。

 

参加されたのは、東京からお越しのシーカヤッカーのご夫婦でした。

 

お2人が普段漕いでいる三浦半島の海はいつも波があり、大海原をひたすら漕ぐ、といった感じですが、こちらは一転、のんびり生きものの声や音を聞きながらマングローブをじっくり観察します。

 

いつもと違ったカヤックの体験で楽しまれているようでした。

 

でも、さすが、シーカヤッカーのお2人、大晦日も、午前は宮古ブルーのサンゴ礁でカヤック、午後はマングローブ域でカヤックとカヤックで2021年の幕を閉じられました。

 

宮古島は常夏ではないので、冬はやっぱりそれなりに気温が下がります。

 

でも、関東で、年末にシーカヤックとなると、かなり防寒の装備が必要ですが、宮古島は薄手のウィンドブレーカーでほぼいけます。

 

ただ、たくさん生息しているカニたちは、気温が高い日は冬場も姿を現しますが、寒い日は、巣穴に閉じこもって動きが鈍いので、そんなに簡単には見つけられません。

 

一方、冬場は大型のサギなど渡り鳥が多く、カヤックの上から野鳥観察を楽しむことができます。

 

今日も大型のアオサギなどが10羽くらいが、ヤエヤマヒルギ1本に1羽ずつとまっていて、1羽が飛び立つとほかのが続いて飛び立ちました。

 

上空をとんでいるアオサギの群れは大迫力。

 

そのもっと上空では、ミサゴが魚を探して旋回していました。

 

2021年もたくさんのゲストにマングローブカヤックを体験していただきました。

 

自然の中でのアクティビティなので、毎回、出会う生きものが違い、マングローブも季節によって違う姿を見せてくれます。

 

2022年も、宮古島のマングローブ環境の不思議を楽しみながら体験して頂けるよう頑張ります。

 

皆さまのお越しをお待ちしております。

宮古島で体験マングローブカヤック

体験マングローブカヤック

カヤックで、マングローブをはじめ海浜植物や汽水域の生きものを観察するプログラムです。
貴重なマングローブ、豊かな生態系についてのガイドの解説や、静かな入り江で鳥のさえずりを聞きながら、のんびり、ゆったり自然の神秘を感じてください。

  • マングローブ域の動植物などの解説を聞きながら観察

  • ベテランインストラクターのガイドなので初心者でも安心

この記事を書いた人

KOKO(コーディネーター)

天皇陛下の日本山岳会入会にも尽力した同会元会長の父の影響で、学生時代から登山やスキーを行う。外資系会社を経て、通訳を兼ねながら生物学者・故ジャックモイヤー氏と共に海辺の環境教育を行ったり、旅行会社にてエコツアー企画を担当し日本にインド洋のクリスマス島を紹介するなどエコツアー・環境教育の現場の最先端を走り続ける第一線ネイチャーガイド。現在は宮古諸島において、エコツーリズムの普及や海辺の環境保全に尽力している。 [資格等]

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