Seven Seas

1日1組貸切エコツアー 干潟や磯場の豊かな生態系を感じよう 2月23日

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コーディネーターのKOKOです。

 

本日はセブンシーズのツアープログラム「1日1組貸切エコツアー」でした。

 

(C) SevenSeasMiyakojima

 

昨日に引き続き、関西からのご夫婦が参加してくれました。
 
昨日は宮古島の北部を巡るコースでしたので、今日は南部を巡りました。
 
潮が引いた時間にマングローブの干潟を訪れると、ミナミコメツキガニが一面に出ていました。
 
近づくとすぐに砂に潜りますが、1分くらいじっとしていると、再び姿を現します。
 
砂の中の有機物を食べているのですが、なんだか砂で顔を洗っているみたいに見えてかわいらしい。
 
と、そこへキョウジョシギがやってきて、ミナミコメツキガニをつっつき始めました。
 
必死に逃げたり砂に潜るミナミコメツキガニですが、逃げ遅れは必ずいますね。
 
ああっ、やられた・・・とちょっとかわいそうな気もしますが、キョウジョシギはここで栄養を蓄えて、また別の地へ飛んでいかないといけないので、こちらも必死です。
 
そんな生き物たちの攻防を間近で見られるのは、生態系が豊かな証拠ですね。
 
一方、磯場の潮だまりの中にはルリスズメダイ、ハゼ、シャコ、ウデフリクモヒトデ、ナガウニ・・・とたくさんの生きものがいました。
 
もちろん、小さいハマサンゴや枝状のミドリイシも見られます。
 
潮が引いていると海に潜らなくても、サンゴを観察できるんです。
 
島の南側は、地下水脈が豊富な場所が多く、洞窟も多いです。
 
ちょっと探検隊になった気分で、ライトを持って洞窟の中へ。
 
洞窟の底にたまった湧水はとても澄んでいて、ライトを照らすと青く光っていました。
 
宮古島の北部も南部も不思議な魅力がいっぱいです。

宮古島で1日1組貸切エコツアー

1日1組貸切エコツアー

歴史的に貴重な史跡や洞窟、サンゴ礁とならぶ生きものの宝庫マングローブ林をファミリーで!友達と!グループ貸切で巡る島内ツアーです。(海には入らないプログラムです)
トレーニングを積んだエコツアーの認定コーディネーターが宮古島の自然、文化、歴史をご案内!

  • 日本や海外でエコツアーの経験を積んだベテランガイドが案内

  • 海だけでない宮古島の魅力を体験できる

この記事を書いた人

KOKO(コーディネーター)

天皇陛下の日本山岳会入会にも尽力した同会元会長の父の影響で、学生時代から登山やスキーを行う。外資系会社を経て、通訳を兼ねながら生物学者・故ジャックモイヤー氏と共に海辺の環境教育を行ったり、旅行会社にてエコツアー企画を担当し日本にインド洋のクリスマス島を紹介するなどエコツアー・環境教育の現場の最先端を走り続ける第一線ネイチャーガイド。現在は宮古諸島において、エコツーリズムの普及や海辺の環境保全に尽力している。 [資格等]

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