Seven Seas

1日1組貸切エコツアー カニ大好き、カニに感謝 9月15日

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コーディネーターのKOKOです。

 

本日はセブンシーズのツアープログラム1日1組貸切エコツアーでした。

 

(C) SevenSeasMiyakojima

 

台風11号のあとは台風12号が続き、台風対策と解除に追われる日々でした。

 

海はまだうねりが入っていますが、陸のエコツアーでは風がここちよく、気持ちがよい1日でした。

 

参加されたのは、来年から社会人となる女性お2人でした。

 

宮古島のユニークな自然や文化、風習に触れてもらいたかったので、盛りだくさんのツアーとなりました。

 

まずは、琉球の信仰のお話をしながら神聖な場所へ。

 

神様に島へ来た報告と旅の安全を祈願しました。

 

また、ひと口に美しい海、と言いますが、宮古島の東側の海岸と南側の海岸の景色はずいぶん違います。

 

これは宮古島がどのように形成されたかに起因するので、宮古島の地史をお話しながら、景観のよいポイントをいくつか訪れました。

 

そして、湧き水ポイントでは、水がいかに貴重だったか、昔の人は水を得るためにどんな苦労をしたのかを考えながら、神秘的な鍾乳石や、湧き水にいる生き物を観察しました。

 

最後は、マングローブ干潟へ。

 

今日はシギやサギが多く、盛んに獲物を探していました。

 

途中ザーッと雨が降りましたが、若い二人は、「全然濡れても構いません!」ということでそのまま続行。

 

しばらくすると雨がやみ、カニたちがまた姿を現しました。

 

お1人はカニ大好き、ということなので、「じゃあ、1匹捕まえてみて!」

 

目の前にたくさんいるのですが、近づくとみんな巣穴にかくれてしまいます。

 

もうあきらめて、「これでラスト!」というときに、ラッキーにも動きのゆっくりのフタハオサガニがいてくれて捕まえることができました。

 

手のひらに乗せて、「ありがとー」とカニに感謝。

 

大満足の1日となりました。

宮古島で1日1組貸切エコツアー

1日1組貸切エコツアー

歴史的に貴重な史跡や洞窟、サンゴ礁とならぶ生きものの宝庫マングローブ林をファミリーで!友達と!グループ貸切で巡る島内ツアーです。(海には入らないプログラムです)
トレーニングを積んだエコツアーの認定コーディネーターが宮古島の自然、文化、歴史をご案内!

  • 日本や海外でエコツアーの経験を積んだベテランガイドが案内

  • 海だけでない宮古島の魅力を体験できる

この記事を書いた人

KOKO(コーディネーター)

天皇陛下の日本山岳会入会にも尽力した同会元会長の父の影響で、学生時代から登山やスキーを行う。外資系会社を経て、通訳を兼ねながら生物学者・故ジャックモイヤー氏と共に海辺の環境教育を行ったり、旅行会社にてエコツアー企画を担当し日本にインド洋のクリスマス島を紹介するなどエコツアー・環境教育の現場の最先端を走り続ける第一線ネイチャーガイド。現在は宮古諸島において、エコツーリズムの普及や海辺の環境保全に尽力している。 [資格等]

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