下地中の環境学習に行ってきました 6月20日
コーディネーターのKOKOです。
本日はセブンシーズも会員になっているNPO法人宮古島海の環境ネットワークの活動で「下地中学校 与那覇湾の環境学習」でした。
NPO法人 宮古島海の環境ネットワークでは、ビーチクリーン活動の他に、海の環境を守る啓もう、啓発活動として、環境学習のプログラムを実施していています。
下地中学校は、ラムサール条約にも登録されている多様な生物が生息する与那覇湾の近くにあります。
3年生で、地域の環境を学ぶ中で、毎年、与那覇湾が近くにみられるフィールドで、与那覇湾の環境やマングローブ、その周辺の生き物について学ぶ体験プログラムを実施しています。
今年で8回目となります。
今年の梅雨は雨続きでしたが、やっと今日梅雨明け発表となりました。
プログラムをやるのに、雨では外での観察ができないので晴れてほしかったので、ほっとしましたが、とにかく暑かった。
生徒たちにもこまめに水分補給をしてもらいながら実施しました。
今日は、潮が少し高めでしたので、ヤエヤマヒルギの根がどっぷり水につかった場所には、どんな生き物がいるのか、そして、干上がった場所はどんな土壌でどんな生き物がいるのか、というように、ポイントによって両方の環境を見ることができました。
潮が引いた場所では、ベニシオマネキがたくさん顔をだしていて、初めて見る生徒たちもいましたが、じっくり観察することで、左手だけ大きい!とか、右手が大きいものもいる!とかを発見する生徒もいました。
なぜオスの片方のハサミが大きいのかを男子生徒に聞いたら、「メスは強い男が好きだから。」「オスはプライドが高い」などと面白い意見がでてきました。
水がまだある場所では、魚やエビ、そしてタマシキゴカイの卵がゆらゆら揺れているのも見つける生徒もいました。
指導者たちは口々に、「意外としっかり観察している」と言っていました。
身近にある自然のことで新しい発見をしてくれたかな。
宮古島の貴重な自然を好きになって大切にしてほしいですね。
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