Seven Seas

修学旅行の環境学習に行ってきました 4月23日

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コーディネーターのKOKOです。

 

本日はセブンシーズも会員になっているNPO法人宮古島海の環境ネットワークの活動で「修学旅行向けの漂着ゴミの環境学習」でした。

 

C) NPO MiyakojimaSeaEnvironmentNetwork

 

NPO法人 宮古島海の環境ネットワークでは、ビーチクリーン活動の他に、海の環境を守る啓もう、啓発活動として、環境学習のプログラムを実施していています。

 

昨日に引き続き、横浜から修学旅行で来た中学生向けに、環境学習プログラムを提供しました。

 

今日は修学旅行の最終日、生徒80名全員で、漂着ゴミの調査を行いました。

 

天気が良いのはよいことですが、暑さが厳しく、何もしなくても汗がでるほどだったので、なるべく日陰を利用したり、休憩や水分補給をこまめにするなど工夫をしながら実施をしました。

 

生徒の皆さんは日ごろ調査や探求学習を行っているので、今回の宮古島滞在では色々なテーマを決めてそれについて調べたり観察したりし、知識を深めています。

 

海岸でも、ただビーチクリーンをするのではなく、回収したゴミを世界共通の調査項目で分類し、その結果をみながら考察をしました。

 

この調査は、ICC(国際海岸クリーンアップ)調査といって、分類したゴミの数を数えます。

 

それについて、容量で比べた方がよいのでは、など調査方法についての意見が出たり、硬質プラスチックの破片が多い理由についても様々な考えがでてきました。

 

最後には全体で、みんなの意見を共有したり、今回の調査の目的、意義、そして自分たちの生活と海岸漂着ゴミの関係について、少しお話をしました。

 

日々の生活で海岸ゴミを減らすためにどんなことができるのかを考えるきっかけになればよいなと思います。

この記事を書いた人

KOKO(コーディネーター)

天皇陛下の日本山岳会入会にも尽力した同会元会長の父の影響で、学生時代から登山やスキーを行う。外資系会社を経て、通訳を兼ねながら生物学者・故ジャックモイヤー氏と共に海辺の環境教育を行ったり、旅行会社にてエコツアー企画を担当し日本にインド洋のクリスマス島を紹介するなどエコツアー・環境教育の現場の最先端を走り続ける第一線ネイチャーガイド。現在は宮古諸島において、エコツーリズムの普及や海辺の環境保全に尽力している。 [資格等]

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