Seven Seas

海と自然の勉強会に行ってきました 1月25日

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コーディネーターのKOKOです。

 

本日はセブンシーズも会員になっているNPO法人宮古島海の環境ネットワークの活動で「海と自然の勉強会 海ゴミ勉強会」でした。

 

C) NPO MiyakojimaSeaEnvironmentNetwork

 

NPO法人 宮古島海の環境ネットワークでは、ビーチクリーン活動の他に、海の環境を守る啓もう、啓発活動として、環境学習のプログラムを実施していています。

 

今日は、自然体験の指導者や海のガイド向けの勉強会で、「一般社団法人JEAN」理事の吉野美子さんを招いて、海ゴミについて学びました。

 

午前中は、吉野さんも一緒にボランティア海岸清掃と漂着ゴミ調査。

 

秋から冬にかけての宮古島の北東向きの海岸には大量のゴミが漂着します。

 

今日も数カ月ぶりに行った海岸でしたが、大量の大型ブイ、ペットボトルが漂着していて、参加された方も唖然としていました。

 

大型のゴミをまとめて運ぶ人、集積場所付近をきれいに片付ける人、と役割が自然にわかれ、手際よくたくさんのゴミを集め、1時間ほどで、333袋相当分のゴミを集めました。

 

海岸での後半は、漂着ゴミ調査です。

 

4名で1グループにわかれ、未分類のゴミ1袋を、世界共通の調査項目に従って分類し、数をカウントしました。

 

そして、グループで1つ、推しゴミ、として他のグループにぜひ見せたいゴミを選んで紹介し合いました。

 

ゴミを拾うだけでなく、よく観察し、これがどこから来たのだろう、どうしてきたのだろう、と考えると、ゴミを出さなくするにはどうしたらよいかを考えるきっかけになりますね。

 

午後は、座学で、吉野さんに世界の海洋ごみに関する取り組みの歴史やゴミの現状などを教えていただきました。

 

様々な形で環境負荷を減らしたり海洋ごみを減らす取組をしている企業があります。

 

消費者である私たちが、情報をうのみにせず、よく考え、本当に環境のために努力をしている企業を応援することも、海洋ごみを減らす行動の1つといえると思います。

この記事を書いた人

KOKO(コーディネーター)

天皇陛下の日本山岳会入会にも尽力した同会元会長の父の影響で、学生時代から登山やスキーを行う。外資系会社を経て、通訳を兼ねながら生物学者・故ジャックモイヤー氏と共に海辺の環境教育を行ったり、旅行会社にてエコツアー企画を担当し日本にインド洋のクリスマス島を紹介するなどエコツアー・環境教育の現場の最先端を走り続ける第一線ネイチャーガイド。現在は宮古諸島において、エコツーリズムの普及や海辺の環境保全に尽力している。 [資格等]

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