台風オンパレードの影響は…
KOKOの独り言… 8月30日
台風オンパレードの影響は・・・ツアーもブログもお休みします…
コーディネーターのKOKOです。
8月もあと2日。
新学期が始まりましたが、子どもたちは夏休みボケ?がまだ抜けていないようです。
そんな中、宮古島を含む沖縄地方は、台風オンパレードとなっています。
7月後半から8月初旬にかけて、長期にわたり台風の影響でツアーは中止、物資も届かず生活にも多大な影響がありました。
やっとスーパーにも普通に品物が並んだと思ったら、またまた連続台風の発生です。
台風は、海面水温が高い熱帯付近で、海水がたくさん蒸発して雲になり、渦を作って発生します。
赤道付近だけでなく、沖縄の周りも日本列島の周りも海面水温が高いので、どんどん海水が蒸発してエネルギー源となり、台風は強い勢力となっています。
現在、台風9号は台湾の南で宮古島から離れてはいますが、猛烈な勢力のため、波、うねりが入ってきていて、宮古島にも波浪注意報が発令されています。
台風9号が離れると、休むまもなく台風11号が宮古島に接近。
宮古島付近の海水温は、8月初旬の台風により少し下がっているためか、台風11号の勢力は猛烈ではありませんが、それでも中心付近は35メートルの風が吹く予報。あなどれません。
しかも、宮古島にかなり近づくので、9月1日には、暴風警報、波浪警報が発令される可能性もあります。
宮古島には大昔から毎年台風が接近するので、建物も強風に強い造りとなり、島民も台風対策には慣れていて、電力会社や土木、行政も台風対策や台風後の処理には慣れています。
台風の影響は、台風接近時の強風、高波だけではありません。
街路樹が折れたり、葉や枝が散乱しますので、台風通過後には、それらを取り除き、建物などの外壁を洗うなど後片づけをする必要があります。
さらには、島の物資は船便で来て、台風前後は船便が欠航するので、島全体が品不足となります。
下の図は波の高さの図ですが、宮古島に台風11号が接近すると思われる9月2日の夜中、宮古島の周りは波が7メートル以上ともちろんすごく高いですが、かなり離れた奄美地方でも6メートル近くの赤色となっているのがわかります。
波、うねりは遠くまで影響するのです。
観光客の方々は、きっと前前から色々計画して楽しみにしていらっしゃるので、台風が来るのがわかってても、飛行機が飛べば行こう!と思う方も多いでしょう。
でも、その時には考えてほしいことがあります。
高波、うねりは数日続くので、せっかく宮古島にきても、海に入れないで帰る可能性もあるのです。
そこで無理して海遊びをして事故にあう方もいます。
また、滞在中、停電があったり、飲食店も品薄でメニューが限られ、スーパーも品薄で食べるものがない・・・なんてこともでてきます。
それから、台風後、飛行機が再開してすぐに宮古島観光を考えている方も、考えて欲しいことがあります。
強い台風が通過した後の宮古島は、被災地と同じ、ライフラインが整っていなくて、島民は自分の家の片付けに追われ、観光客を迎える準備ができていない場合もあります。
8月初旬の台風後に宮古島に来た観光客は、「ビーチに行ったら材木とかゴミとかたくさん流れていて遊べる感じじゃなかった」とおっしゃっていました。
これらのことを色々考えて、宮古島行きを別のタイミングにするか、予定通りにするのかを決めて頂けたらよいな、とおもっています。
セブンシーズでは、台風の影響で本日より当面はツアーは中止といたします。
ツアー再開までは当ブログもお休みします。
※ご予約の確定メールや、お問い合わせなどへのメール返信も同期間出来ない場合がございますのでご了承ください。
今日は旧盆のウークイ、島の人たちは、ご先祖様をお送りし、皆の健康を願って過ごします。
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