体験マングローブカヤック アカショウビンも横切りました 6月24日
コーディネーターのKOKOです。
本日はセブンシーズのツアープログラム「体験マングローブカヤック」でした。
参加されたカップルは、昨日は鍾乳洞へ行くカヤックツアーに参加されたということで、2日連続のカヤックツアーです。
でも、今日は静かな入り江でお2人だけのツアーなので、雰囲気がずいぶん違いますね。
少しパドリングに慣れてから、ヤエヤマヒルギの間をゆっくり漕ぎ進めました。
今の時期、ヤエヤマヒルギの胎生種子があちらこちらで漂流していて、カヤックを漕いでいると、すぐ目につきます。
そこで、まずヤエヤマヒルギのユニークな増え方についてお話をしました。
それから根の働きや、塩分の排出の仕方など、いろいろな生態について解説をすると、お2人とも興味深く聞いてくれて、色々質問もしてくれました。
今日はサンコウチョウの鳴き声に加え、アカショウビンの鳴き声も聞こえているなと思ったら、アカショウビンが入り江を横断する姿を見ることができました。
鮮やかな赤オレンジのきれいな鳥です。
マングローブ域は水中があまり見えませんが、魚もたくさんやってきます。
水面を見ていると、ワサワサとして魚の群れがいるのがわかります。
お2人も、「あっ、魚がいる!」と近寄ってみていました。
潮が引いたタイミングで魚を狙おうと、クロサギが上空を飛んでいました。
冬から春にかけて、いつも群れていたシギたちが、最近見えなくなりました。
たくさん食べて、エネルギーを十分とったところで、北方面へ渡っていったのかもしれませんね。
また秋から冬ごろに戻ってくるのかな。
一方、夏になると、ヤエヤマヒルギの根では、カクベンケイガニが盛んに歩き回っています。
色が茶色や黒っぽく、根の色と似ているのでなかなか見つけずらいですが、今日も、1回見つけると、「あっ、ここにもいる!」と、どんどん見つけることができました。
宮古島で体験マングローブカヤック
カヤックで、マングローブをはじめ海浜植物や汽水域の生きものを観察するプログラムです。
貴重なマングローブ、豊かな生態系についてのガイドの解説や、静かな入り江で鳥のさえずりを聞きながら、のんびり、ゆったり自然の神秘を感じてください。
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マングローブ域の動植物などの解説を聞きながら観察
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ベテランインストラクターのガイドなので初心者でも安心