Seven Seas

体験マングローブカヤック 水面を渡る忍者はミナミトビハゼ 1月23日

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コーディネーターのKOKOです。

 

本日はセブンシーズのツアープログラム「体験マングローブカヤック」でした。

 

(C) SevenSeasMiyakojima

 

風がやや強い日が続いていて、今日は雨が降る予報もあったので、ギリギリまでツアー開催の判断がかかってしまいました。

 

でも、幸い厚い雨雲がそれてくれたので無事開催でき、ツアー途中には晴れ間も見えて、予想よりも暖かくなりました。

 

そのおかげか、生き物がたくさん見られるツアーとなりました。

 

参加されたのは、自然や生きものが好きなご夫婦でした。

 

マングローブのユニークな生態を解説しながら、前半はヤエヤマヒルギとヒルギダマシを観察していましたが、途中にメヒルギが現われてきたので、メヒルギを紹介しました。

 

すると、その後またメヒルギを見つけたら、こちらから何も言わなくても、「メヒルギだ」と気がついていました。

 

マングローブって、よく見ると種類によって色々違うところがありますが、なかなかその違いを見分けられる人や名前を覚えるお客様は多くはいないので、よく観察されているな、と思いました。

 

冬場は生き物はあまり活発に動かないのですが、今日はミナミトビハゼの若い、少し小さい個体がたくさん見られました。

 

最初は、やっぱりヤエヤマヒルギの根の色に同化していて見つけるのに苦労されていましたが、一回見つけると、その後は私が紹介しなくても、どんどん見つけていました。

 

3,4匹のミナミトビハゼが、一斉に根から根へ水面を渡る姿もあって、小さい忍者たちの移動のようで可愛かったです。

 

冬場、見つけるのがもっと難しいカクベンケイガニまで見つけることができました。

 

さすがです。

 

生きものを見つけるだけでなく、もちろんパドルの使い方も上手でしたので、入り江の細い中へも上手に入ることができました。

宮古島で体験マングローブカヤック

体験マングローブカヤック

カヤックで、マングローブをはじめ海浜植物や汽水域の生きものを観察するプログラムです。
貴重なマングローブ、豊かな生態系についてのガイドの解説や、静かな入り江で鳥のさえずりを聞きながら、のんびり、ゆったり自然の神秘を感じてください。

  • マングローブ域の動植物などの解説を聞きながら観察

  • ベテランインストラクターのガイドなので初心者でも安心

この記事を書いた人

KOKO(コーディネーター)

天皇陛下の日本山岳会入会にも尽力した同会元会長の父の影響で、学生時代から登山やスキーを行う。外資系会社を経て、通訳を兼ねながら生物学者・故ジャックモイヤー氏と共に海辺の環境教育を行ったり、旅行会社にてエコツアー企画を担当し日本にインド洋のクリスマス島を紹介するなどエコツアー・環境教育の現場の最先端を走り続ける第一線ネイチャーガイド。現在は宮古諸島において、エコツーリズムの普及や海辺の環境保全に尽力している。 [資格等]

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