体験マングローブカヤック カニが渋滞 クマドリオオギガニも 7月17日
コーディネーターのKOKOです。
本日はセブンシーズのツアープログラム「体験マングローブカヤック」でした。
今日、参加してくれたのは、仲良しカップルです。
今日も桟橋は水の中という高い潮の中でのツアーでした。
ヤエヤマヒルギの根はすっかり水面下になっていますが、木に近づくと、水中の根がどのように広がっているのかわかります。
今日も、たわわにぶら下がっている胎生種子の近くでは、ヤエヤマヒルギの増え方についてお話をしたり、オレンジに熟したアダンに近づいて、その活用法についてもお話しました。
セブンシーズのマングローブカヤックのフィールドでは、通年通してみられる生きものももいますが、鳥や蝶などの季節によって見られる種類が違うものもいます。
その時見られる生きものをじっくり観察しながらお話をさせて頂くことで、宮古島の自然に興味や関心を持ってもらえたら嬉しいな、と思っています。
植生は変わりませんが、マングローブをはじめ、周囲の亜熱帯植物も、季節によって花が咲いたり、実がなったり、違った姿を見せてくれるので、その時によってお話する内容も違ってきます。
今の時期、オオハマボウがたくさん黄色い花を咲かせていて遠くからでも目立つので、オオハマボウのお話をしています。
がじゅまるはピンクの実をつけているので、花が外に咲かないがじゅまるの受粉のしくみについてもお話することもあります。
昨日も潮が高かったので、あちらこちらでトントンミがヤエヤマヒルギの根の高いところに避難していましたが、今日は、幹の部分まで登っているのもいました。
一方、カクベンケイガニも水面から出てくる根の部分に避難していますが、出ている部分が少ないので、根の上はかなり渋滞しているようでした。
中に混じって、クマドリオオギガ二も姿を現していて、ゲストも、思わず「カニ多っ!」
宮古島で体験マングローブカヤック
カヤックで、マングローブをはじめ海浜植物や汽水域の生きものを観察するプログラムです。
貴重なマングローブ、豊かな生態系についてのガイドの解説や、静かな入り江で鳥のさえずりを聞きながら、のんびり、ゆったり自然の神秘を感じてください。
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マングローブ域の動植物などの解説を聞きながら観察
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ベテランインストラクターのガイドなので初心者でも安心
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