Seven Seas

体験マングローブカヤック 水底の胎生種子もはっきり見えました 12月5日

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コーディネーターのKOKOです。

 

本日はセブンシーズのツアープログラム「体験マングローブカヤック」でした。

 

(C) SevenSeasMiyakojima

 

最近、北寄りの風が強い日が続き、朝晩は肌寒くなりました。

 

もう12月なので、さすがに宮古島でも冬ですね。

 

でも、風がなければ、日中は半そでで過ごせます。

 

今日参加してくれたのは、埼玉県からお越しのお母さんと娘さんでした。

 

他の島でマングローブ域のカヤックは経験したことがあるお二人でしたが、「前とは違う雰囲気」とおっしゃっていました。

 

宮古島は他の島と、島の成り立ちが違うため、マングローブの生息する環境も違います。

 

したがって、マングローブ域のカヤックツアーも、他の島とは違った雰囲気なのでしょうね。

 

風が強い日が続いていたこともあり、今日の入り江は有機物の滞留があまりなくてとても水が澄んでいました。

 

普段は見えない水底が見えて、この秋に根付いたヤエヤマヒルギの胎生種子や、カニの巣穴がくっきり見えました。

 

マングローブの入り江には、エサが豊富なので色々な種類の鳥がやってきます。

 

秋や冬には、夏にみられなかった渡り鳥が見られますが、その日、その日によっても、見られる鳥が違っていて、毎日来ていても飽きません。

 

今日は大型のサギであるアオサギが6,7羽上空を飛んでいて、大迫力でした。

 

気温が下がると目につく場所には、カニの姿は少なくなりますが、シギの群れは相変わらず元気にいるので、彼らは上手にカニを見つけているのでしょうね。

 

気温が下がったとはいえ、22度で太陽の日差しもあったので、カヤックを漕いでいると少し汗ばむ程度でした。

 

でも水温は下がっているので水着で海には入れないなー。

宮古島で体験マングローブカヤック

体験マングローブカヤック

カヤックで、マングローブをはじめ海浜植物や汽水域の生きものを観察するプログラムです。
貴重なマングローブ、豊かな生態系についてのガイドの解説や、静かな入り江で鳥のさえずりを聞きながら、のんびり、ゆったり自然の神秘を感じてください。

  • マングローブ域の動植物などの解説を聞きながら観察

  • ベテランインストラクターのガイドなので初心者でも安心

この記事を書いた人

KOKO(コーディネーター)

天皇陛下の日本山岳会入会にも尽力した同会元会長の父の影響で、学生時代から登山やスキーを行う。外資系会社を経て、通訳を兼ねながら生物学者・故ジャックモイヤー氏と共に海辺の環境教育を行ったり、旅行会社にてエコツアー企画を担当し日本にインド洋のクリスマス島を紹介するなどエコツアー・環境教育の現場の最先端を走り続ける第一線ネイチャーガイド。現在は宮古諸島において、エコツーリズムの普及や海辺の環境保全に尽力している。 [資格等]

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