Seven Seas

1日1組貸切エコツアー 磯や干潟で生きもの観察 8月27日

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コーディネーターのKOKOです。

 

本日はセブンシーズのツアープログラム「1日1組貸切エコツアー」でした。

 

(C) SevenSeasMiyakojima

 

小学校1年生のSちゃんとお母さんが参加してくれました。

 

昨日はウミガメシュノーケリングでウミガメが見れた、ということだったので、今日は泳がないで海の生き物を見てみようね、ということになりました。

 

まずは、潮が引いたサンゴ礁の磯へ。

 

他に誰もいない、静かな磯ですが、生き物がいっぱいいます。

 

潮だまりには、鮮やかなブルーのルリスズメダイが群れています。

 

砂の上ではミナミスナガニが素早く走り、岩の上ではミナミイワガニが走っていました。

 

昨日Sちゃんがシュノーケリングで見たサンゴも、小さい個体がいくつもあって、じっくり観察。

 

そして、シカクナマコ、クロナマコなど、ナマコもいっぱい。

 

勇敢なSちゃんは、初めてナマコを触ってみましたよ。

 

シーグラスを集めるのが好きというSちゃん、緑や茶色、透明のシーグラスも見つけて、しっかり洗って袋にいれてました。これを使って何を作るのかな。

 

磯場の次は、マングローブの干潟へ。

 

マングローブの干潟には、磯場とは違ったカニや魚が生息しています。

 

干潟の手前には、ミナミコメツキガニの砂団子が一面に広がっていて、それを狙うシギの群れが、あちこちで見られました。

 

少し沖をながめるとフタハオサガニがいて、私たちが動くと一斉に巣穴に逃げ込みます。

 

「うわー、こんなにカニがいるんですね」とお母さんもびっくり。

 

好奇心旺盛のSちゃんは、干潟でもハゼやカニ、ヤドカリ、貝、そして鳥などたくさんの生きものを見つけていました。

 

暑くて、お母さんが日陰で少し休んでいる間も、Sちゃんは疲れ知らず。

 

流れてきた鳥の羽を拾って遊んだり、水に浮かぶ泡を追いかけたり、なんでも遊びにつなげることができる天才です。

 

午後も昼寝をすることなく、洞窟を探検し、最後は、「さあ、アイスクリーム食べにいこー!」

 

アイスクリームでしめて、今日のツアーは終了しました。

宮古島で1日1組貸切エコツアー

1日1組貸切エコツアー

歴史的に貴重な史跡や洞窟、サンゴ礁とならぶ生きものの宝庫マングローブ林をファミリーで!友達と!グループ貸切で巡る島内ツアーです。(海には入らないプログラムです)
トレーニングを積んだエコツアーの認定コーディネーターが宮古島の自然、文化、歴史をご案内!

  • 日本や海外でエコツアーの経験を積んだベテランガイドが案内

  • 海だけでない宮古島の魅力を体験できる

この記事を書いた人

KOKO(コーディネーター)

天皇陛下の日本山岳会入会にも尽力した同会元会長の父の影響で、学生時代から登山やスキーを行う。外資系会社を経て、通訳を兼ねながら生物学者・故ジャックモイヤー氏と共に海辺の環境教育を行ったり、旅行会社にてエコツアー企画を担当し日本にインド洋のクリスマス島を紹介するなどエコツアー・環境教育の現場の最先端を走り続ける第一線ネイチャーガイド。現在は宮古諸島において、エコツーリズムの普及や海辺の環境保全に尽力している。 [資格等]

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