Seven Seas

1日1組貸切エコツアー ジャングル探検でトカゲとたわむれ 7月22日

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コーディネーターのKOKOです。

 

本日はセブンシーズのツアープログラム「1日1組貸切エコツアー」でした。

 

(C) SevenSeasMiyakojima

 

今日参加されたご家族は8歳の男の子Yくんとご両親。

 

Yくんは、生き物大好きな小学生です。

 

昨日はご家族で熱帯植物園へ行き、色々な蝶を見たということでした。

 

でも、森の方へは行かず、トカゲを見ていないので、森へ行きたい、とのリクエストでしたので、午前中はじっくりと森を散策しました。

 

森に入るなり、Yくんがトカゲを発見。木を登っています。

 

サキシマキノボリトカゲですね。少し緑がかっていて、木の幹にたくさんいるマダラコオロギを狙っているのかな?

 

その後も、木の幹に注目しながら歩いていると、何度もサキシマキノボリトカゲを見つけました。

 

森を歩いていて、こんなにじっくりトカゲを探すことはめったにないので、こんなにトカゲを見つけたこともなかったです。

 

地面をガサガサと歩いているのはサキシマスベトカゲでしょうか。

 

見つかると、すぐ枯れ葉の下に潜り込みますが、これも今日は何匹も見つけました。

 

最後に見つけたのは、死んでしまっていたけれど、絶滅危惧種のミヤコヒバアと思われる個体もありました。

 

一方、蝶もたくさんいました。

 

少し日当たりのよい場所で、1本の木に、何種類もの蝶が集まっていて、Yくんは、思わず、「蝶のレストランだ」

 

まず、オオゴマダラとツマムラサキマダラが2,3匹ずつまとまって舞っていました。

 

どちらも、幼虫の時に食べる草が同じなので、近くに生息するのかもしれません。

 

でも、今日はそれだけではなく、スジクロカバマダラ、アオスジアゲハも同じ木の周りを飛んでいました。

 

その他にも、ナガサキアゲハやシロオビアゲハ、ベニモンアゲハなどもいましたが、Yくんは全部名前がわかります。

 

もう昆虫博士ですね。

 

洞窟の下に湧いている湧水を訪れると、巨大なコンジンテナガエビが近くにいました。

 

最近、近くで見ることがあまりなかったので、さすがYくんが引き寄せたのかも。

 

マングローブの干潟でも、ミナミコメツキガニの大群や色々なシオマネキが姿を現し、陸と海の様々な生き物に出会えた1日だったと思います。

宮古島で1日1組貸切エコツアー

1日1組貸切エコツアー

歴史的に貴重な史跡や洞窟、サンゴ礁とならぶ生きものの宝庫マングローブ林をファミリーで!友達と!グループ貸切で巡る島内ツアーです。(海には入らないプログラムです)
トレーニングを積んだエコツアーの認定コーディネーターが宮古島の自然、文化、歴史をご案内!

  • 日本や海外でエコツアーの経験を積んだベテランガイドが案内

  • 海だけでない宮古島の魅力を体験できる

この記事を書いた人

KOKO(コーディネーター)

天皇陛下の日本山岳会入会にも尽力した同会元会長の父の影響で、学生時代から登山やスキーを行う。外資系会社を経て、通訳を兼ねながら生物学者・故ジャックモイヤー氏と共に海辺の環境教育を行ったり、旅行会社にてエコツアー企画を担当し日本にインド洋のクリスマス島を紹介するなどエコツアー・環境教育の現場の最先端を走り続ける第一線ネイチャーガイド。現在は宮古諸島において、エコツーリズムの普及や海辺の環境保全に尽力している。 [資格等]

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