Seven Seas

1日1組貸切エコツアー 家族で洞窟探検と生きもの観察 5月2日

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コーディネーターのKOKOです。

 

本日はセブンシーズのツアープログラム「1日1組貸切エコツアー」でした。

 

(C) SevenSeasMiyakojima

 

GWということもあり、家族で宮古島を訪れる人たちが増えています。
 
今日のツアーに参加されたのも、関西からお越しのご家族でした。
 
5歳と7歳の探検好きの男の子のいるご家族です。
 
普段もご家族で山登りをしているということで、2人とも足腰が鍛えられてますね。
 
磯場や、マングローブの干潟、そして洞窟、とずいぶん歩きましたが、疲れたとも言わず、元気に生きものや貝がらを探したり探検したりしていました。
 
湧水まで降りられる洞窟は、ライトがないと真っ暗です。
 
5歳の弟くんは、「みんなでライト消してみよう」と真っ暗な状況を楽しんでいました。
 
上水道が完備する前は、女性や子どもがこの湧水で水くみをしていた、という話をすると、みんなびっくりして、自分たちはできないな~と言っていました。
 
琉球石灰岩でできた宮古島には、洞窟があちらこちらにあります。
 
洞窟探検はワクワクしますが、危険な場所もあったり、信仰の場所でむやみに入ってはいけない場所もあります。
 
洞窟に入る場合は、それがどんな場所なのかをきちんと知った上で、どこまで入ってよいのかも考え、またふさわしい服装で入るようにしてくださいね。
 
潮が引いた時間には、磯場で生きもの観察をしました。
 
タイドプールには、ルリスズメダイやシマハギの幼魚、シャコ、サンゴ、そしてたくさんのウデフリクモヒトデやナガウニがいました。
 
マングローブの干潟では、そこらじゅうにミナミコメツキガニが現われて、ワラワラと逃げたり砂に潜ったり、どんだけいるの~とびっくり。
 
2匹で喧嘩をしていたフタハオサガニが砂に潜り、目だけが潜望鏡のように出ている姿は面白く、みんなでじっと観察しました。
 
普段とは違う生きものを、普段とは違う視点で観察することができたかな。
 
お兄ちゃんと弟くんの心に、そのうちの1つでも2つでも残ってくれたら嬉しいなと思います。

宮古島で1日1組貸切エコツアー

1日1組貸切エコツアー

歴史的に貴重な史跡や洞窟、サンゴ礁とならぶ生きものの宝庫マングローブ林をファミリーで!友達と!グループ貸切で巡る島内ツアーです。(海には入らないプログラムです)
トレーニングを積んだエコツアーの認定コーディネーターが宮古島の自然、文化、歴史をご案内!

  • 日本や海外でエコツアーの経験を積んだベテランガイドが案内

  • 海だけでない宮古島の魅力を体験できる

この記事を書いた人

KOKO(コーディネーター)

天皇陛下の日本山岳会入会にも尽力した同会元会長の父の影響で、学生時代から登山やスキーを行う。外資系会社を経て、通訳を兼ねながら生物学者・故ジャックモイヤー氏と共に海辺の環境教育を行ったり、旅行会社にてエコツアー企画を担当し日本にインド洋のクリスマス島を紹介するなどエコツアー・環境教育の現場の最先端を走り続ける第一線ネイチャーガイド。現在は宮古諸島において、エコツーリズムの普及や海辺の環境保全に尽力している。 [資格等]

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