Seven Seas

1日1組貸切エコツアー 強風でも探検を楽しみました 10月29日

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コーディネーターのKOKOです。

 

本日はセブンシーズのツアープログラム「1日1組貸切エコツアー」のアレンジでした。

 

(C) SevenSeasMiyakojima

 

元々は、セブンシーズのツアープログラム「体験マングローブカヤック」の予定でしたが、強風のため「1日1組貸切エコツアー」のアレンジで、マングローブ域を歩いて散策いたしました。

 

マングローブ域の入り江は、風や波にも比較的強いポイントなのですが、さすがに10メートル前後の北東の風が吹き、時折15メートル近くの強風が吹くような状況では安全で楽しいカヤックツアーを実施することはできません。

 

そこでゲストとご相談をし、天気は良さそうなので、エコツアーに切り替えることになりました。

 

幸い、天気はよく、さわやかな気候だったので、散策にはちょうど良い感じでした。

 

マングローブカヤックのスタート地点で、宮古島がどうやってできたのか、というお話をしていると、すぐそばに、ミナミトビハゼが姿を現しました。

 

マングローブの特徴、面白い生態、マングローブ以外の海岸でよく見られる植物などについて解説をしながら、ゆっくりと木道を歩きました。

 

潮は高い時間帯でしたが、水が澄んでいる場所では水底のカニの巣穴が見えたり、小さい魚の群れが集まりまるで黒い岩のようになっているところもありました。

 

入り江の奥へ行くと、地面が干上がっている場所もでてきて、ベニシオマネキがハサミを振り回したり、ヒメヤマトオサガニが一心不乱にエサを食べている姿がかわいかったです。

 

耳を澄ますと、いろいろな鳥の声も聞こえてきます。

 

コサギが目の前に現れたり、チュウシャクサギが高い声で鳴きながら私たちの頭上を飛んだり、はるか上空には風にのって飛ぶサシバという鷹の仲間もいました。

 

木道は、自分たちでも気軽に散策できる場所ですが、ガイドと一緒に歩くと、新しい発見もあり、ちょっとワクワクする探検気分になると思います。

宮古島で1日1組貸切エコツアー

1日1組貸切エコツアー

歴史的に貴重な史跡や洞窟、サンゴ礁とならぶ生きものの宝庫マングローブ林をファミリーで!友達と!グループ貸切で巡る島内ツアーです。(海には入らないプログラムです)
トレーニングを積んだエコツアーの認定コーディネーターが宮古島の自然、文化、歴史をご案内!

  • 日本や海外でエコツアーの経験を積んだベテランガイドが案内

  • 海だけでない宮古島の魅力を体験できる

この記事を書いた人

KOKO(コーディネーター)

天皇陛下の日本山岳会入会にも尽力した同会元会長の父の影響で、学生時代から登山やスキーを行う。外資系会社を経て、通訳を兼ねながら生物学者・故ジャックモイヤー氏と共に海辺の環境教育を行ったり、旅行会社にてエコツアー企画を担当し日本にインド洋のクリスマス島を紹介するなどエコツアー・環境教育の現場の最先端を走り続ける第一線ネイチャーガイド。現在は宮古諸島において、エコツーリズムの普及や海辺の環境保全に尽力している。 [資格等]

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