Seven Seas

漂着ゴミ調査もしてきました 12月13日

LINEで送る
Pocket

コーディネーターのKOKOです。

 

昨日、セブンシーズも会員になっているNPO法人宮古島海の環境ネットワークの活動で、ビーチクリーンをしてきましたが、それに先立って、漂着ゴミ調査も実施いたしました。

 

(C) NPO MiyakojimaSeaEnvironmentNetwork

 

海岸のゴミを拾う活動はとっても大事です。

 

拾わなければ、砂に埋もれたり、回収できないほど細かくなったり、波で再流出したりして、自然環境に大きな影響がでることもあるでしょう。

 

ただ、拾うだけではまた漂着するのでなかなかゴミは減りません。

 

ゴミを出さない、ゴミを減らすことが大切なのです。

 

海岸のゴミと私たちの普段の生活は、どんな関わりがあるのでしょう。

 

海岸のゴミにはどんなものがあるのか、どこから来るのか、ということを体験によって知ることは、私たちの日々の生活を見直すきっかけにもなります。

 

そのため、NPO法人宮古島海の環境ネットワークでは、ボランティア海岸清掃だけでなく、漂着ゴミに関する環境教育プログラムも実施しています。

 

13日に行ったのは、ペットボトルの国別調査。

 

10分ほどで約80本のペットボトルを拾い、それを生産国別にわけて数を数えました。

 

自分たちで調べると、読んだり人から聞いただけの情報よりも実感がありますね。

 

調査結果に加え、海流や風などゴミが漂着する仕組みのお話しや、日本のゴミは多く漂着している太平洋の島での調査結果のお話などをしました。

 

参加された人の中には、調査結果がとても興味深いと質問をしてくる人や、「ゴミは誰かのせいにするのではなく、自分でゴミを減らすようにする」という感想を言ってくれる小学生もいました。

 

1人1人が日々の生活でゴミを減らすように気を付けることが大事ですね。

この記事を書いた人

KOKO(コーディネーター)

天皇陛下の日本山岳会入会にも尽力した同会元会長の父の影響で、学生時代から登山やスキーを行う。外資系会社を経て、通訳を兼ねながら生物学者・故ジャックモイヤー氏と共に海辺の環境教育を行ったり、旅行会社にてエコツアー企画を担当し日本にインド洋のクリスマス島を紹介するなどエコツアー・環境教育の現場の最先端を走り続ける第一線ネイチャーガイド。現在は宮古諸島において、エコツーリズムの普及や海辺の環境保全に尽力している。 [資格等]

この著者の記事一覧

コメントは受け付けていません。

LINEで送る
Pocket

関連記事RELATED ARTICLE

SHARE
PAGE TOP