Seven Seas

宮古高校の「職業人対話」に行ってきました 10月12日

LINEで送る
Pocket

セブンシーズ チーフガイドのJUNです。

 

本日はセブンシーズも会員になっているNPO法人宮古島海の環境ネットワークの活動で「宮古高校2学年 職業人対話」の講師でした。

 

(C) NPO MiyakojimaSeaEnvironmentNetwork

 

NPO法人 宮古島海の環境ネットワークでは、海洋調査、ビーチクリーン活動と共に、海の環境を守る啓もう、啓発活動として、環境学習のプログラムを実施していています。

 

今回は、宮古高校2学年の生徒向けの「職業人対話」という授業に講師として参加しました。

 

この授業は、地域を担う人材づくりという目的のもと、自分たちの暮らす宮古島をよりよくするためにはどうすべきかについて考える「まちづくり」という取り組みの一環です。

 

グループで、地域の課題解決に関して「問い」をたて、そのよりよい答えを探求していく取り組みです。

 

その過程で、地域で活動する職業人と直接話をする機会をもって、質問をしたり、助言をもとめたり、さらなる情報を得ることにより、よりよい答えを導くことができる、というのが、この職業人対話の目的です。

 

グループで、経済、教育、観光、環境、というように分野に分かれて「問い」をたてたようで、今回もその「環境分野」の講師として招かれました。

 

特に「海洋漂着ゴミ」に関する質問や、「サンゴの白化」に関する質問がでました。

 

こちらから一方的に答えを言うだけではなく、問いかけながら、私たちが調査したデータや、私たちが知っている人が調べたデータをもとにお話しさせていただきました。

 

インターネットやマスコミは、一部だけを切り取った映像や情報を流します。

 

それは事実ではありますが、全てではありません。

 

実際に、案内と司会の担当の生徒さんから、帰りの案内で歩きながら「インターネットなどで調べるだけではわからないことが、わかりました!」との感想がありました。

 

私たちは、実際に海ゴミの調査をしたり、専門的に研究している方々と交流して様々な情報を得てるなかで、どの問題も宮古島だけの問題ではなく地球規模で、原因も一つではなく、簡単に解決できるものではないことを知っています。

 

だから、「〇〇のせい」と簡単に決めつけることはできない、でも一人ひとりが自分事として考えて行動すれば、きっと世界は変わっていくと信じています。

 

そんな思いを、私たちの活動や経験から得た情報と共に生徒たちにお話し、少しでもそれを感じてもらえたら良いと思いました。

この記事を書いた人

JUN(チーフガイド)

学生時代は水泳・カヤックシングルの選手として活躍、その後海外・国内でダイビングインストラクターとして経験を重ねる。ダイビングのインストラクション・ガイド業以外にもダイビング・スノーケリング器材販売専門店・ダイビングとエコツアー専門旅行会社・海辺の環境教育指導・シーカヤックガイド等の経験を持つ水専門のエキスパート。PADIコースディレクター取得後は、ダイビングのみならず海から海辺全域に関して、後進育成を中心に活躍。[資格等]

この著者の記事一覧

コメントは受け付けていません。

LINEで送る
Pocket

関連記事RELATED ARTICLE

SHARE
PAGE TOP