Seven Seas

1日1組貸切エコツアー 自然の歴史を体感しました 6月30日

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コーディネーターのKOKOです。

 

本日はセブンシーズのツアープログラム「1日1組貸切エコツアー」でした。

 

(C) SevenSeasMiyakojima

 

気温は31℃で日差しの強い1日でしたが、南寄りの風がやや強かったので、日陰に入ると気持ちがよかったです。

 

今日参加されたカップルは、都会にお住まいですが、旅行で自然に触れるのがお好きなお2人でした。

 

午前は潮が低かったので、マングローブの干潟の散策へ行きました。

 

潮の引いた干潟の景色は、なんだか日本ではないような、不思議な世界に見えます。

 

「わーっ、こんな景色初めて」とお2人は感動したよう。

 

次に、足元にある、小さい巻貝の歩いた跡を紹介しました。

 

気がつかないと見過ごしてしまうようなものですが、それを見ていると、お2人は、その近くにあったタマシキゴカイのウンチや、巣穴も見つけて、「これは何ですか」と質問してきました。

 

これもなかなか見つけずらいものですが、さすがですね。

 

ちょっと遠くを見ると、フタハオサガニがうじゃうじゃといて、近づくとさっと巣穴に隠れます。

 

水深の浅い場所には、ハゼやオキナワフグの小さい個体が泳いでいて、お2人は捕まえようとしてみますが逃げられました。

 

ツメタガイの卵殻を見つけて解説していると、ツメタガイ本体が、アサリを見つけて追いかけているのを発見。

 

アサリも逃げようと必死です。

 

アサリ、やられちゃうのかな、とみんなで見ていると、なぜかツメタガイはアサリを見失って違う方向へ行きました。

 

自然の生きものたちの命をかけた攻防にみんなで釘付けになりました。

 

彼女は生き物を見つけるのがとっても上手。

 

オヒルギ林の中に入ると、クマドリオオギガニの大きい個体と極小個体を見つけました。

 

午後は、お2人とお話をしながらコースを考え、北部へ行くことに。

 

まず生い茂る草をかきわけて戦跡を訪れ、その後池間島へ。

 

トロピカルジュースを飲みながら美しいビーチを少し高いところから眺めてリラックス気分。

 

最後は、湿原から野鳥観察で終了。

 

「この自然が何百年、何前年とかけてできているのがわかりました。」とお2人。

 

宮古島の自然に触れ、もっと宮古島が好きになってくれたら嬉しいです。

宮古島で1日1組貸切エコツアー

1日1組貸切エコツアー

歴史的に貴重な史跡や洞窟、サンゴ礁とならぶ生きものの宝庫マングローブ林をファミリーで!友達と!グループ貸切で巡る島内ツアーです。(海には入らないプログラムです)
トレーニングを積んだエコツアーの認定コーディネーターが宮古島の自然、文化、歴史をご案内!

  • 日本や海外でエコツアーの経験を積んだベテランガイドが案内

  • 海だけでない宮古島の魅力を体験できる

この記事を書いた人

KOKO(コーディネーター)

天皇陛下の日本山岳会入会にも尽力した同会元会長の父の影響で、学生時代から登山やスキーを行う。外資系会社を経て、通訳を兼ねながら生物学者・故ジャックモイヤー氏と共に海辺の環境教育を行ったり、旅行会社にてエコツアー企画を担当し日本にインド洋のクリスマス島を紹介するなどエコツアー・環境教育の現場の最先端を走り続ける第一線ネイチャーガイド。現在は宮古諸島において、エコツーリズムの普及や海辺の環境保全に尽力している。 [資格等]

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