Seven Seas

1日1組貸切エコツアー リュウキュウアオバトとリュウキュウコノハズク 4月19日

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コーディネーターのKOKOです。

 

本日はセブンシーズのツアープログラム「1日1組貸切エコツアー」でした。

 

(C) SevenSeasMiyakojima

 

予報では午前中は雨かな、と思っていましたが、曇りでもってくれて、午後からは晴れて気温もぐんぐん上がりました。
 
参加されたのは、福島県からお越しの60代のご夫婦です。
 
日ごろからハイキングなどアクティブに活動されているご様子でした。
 
お会いして、今日行きたいところやご興味をうかがうと、洞窟やマングローブが見たい、そして潮だまりで生き物を観察したい・・・とのリクエスト。
 
幸い、今日は大潮で日中、潮が引いたので、全てのリクエストをクリアすることができました。
 
まずは、洞窟探検へ。
 
宮古島の成り立ちや地下水の話をしながら、洞窟を降りて湧水までたどり着き、上水道が完備する前の人々の苦労を体感しました。
 
2つ目の洞窟内の湧水はとても澄んでいて、何となく青く光っているよう。
 
鍾乳石の上からポタポタと水がしたたり落ちて、石灰岩が溶けては固まり、美しい自然の造形美にちょっと感動です。
 
次に行った潮だまりでは、鮮やかな青のルリスズメダイ、ベラの幼魚、シャコ、ケブカガニなど様々な生き物がいました。
 
水に潜らなくても色々な種類のサンゴも見ることができます。
 
イソアワモチやウデフリクモヒトデ、シャコガイといった磯の生きものにも出会って、豊かな生態系を感じました。
 
いよいよマングローブ干潟へ。
 
今日は、ミナミコメツキガニがいるわ、いるわ・・・どんだけいるんだ~というくらい広がっていました。
 
近づくと下に隠れますが、1分くらい待っていると、あちらこちらから姿を現し、顔を泥で洗うように食事をします。
 
マングローブもじっくり観察し、シオマネキやミナミトビハゼも見ることができました。
 
少し遊歩道を歩こうとすると、ホッホーという聞き覚えのある声が。
 
上を見上げると、リュウキュウコノハズクが木に留まっていました。
 
いつもは遊歩道の森の中にいると思っていましたが、今日は何だか広場まで出てきて、みんなに挨拶をしているようでした。
 
帰り際には、リュウキュウアオバトまで飛んできて、美しい深緑の姿にうっとりしました。
 
春は色々な生き物が見られて楽しいですね。

宮古島で1日1組貸切エコツアー

1日1組貸切エコツアー

歴史的に貴重な史跡や洞窟、サンゴ礁とならぶ生きものの宝庫マングローブ林をファミリーで!友達と!グループ貸切で巡る島内ツアーです。(海には入らないプログラムです)
トレーニングを積んだエコツアーの認定コーディネーターが宮古島の自然、文化、歴史をご案内!

  • 日本や海外でエコツアーの経験を積んだベテランガイドが案内

  • 海だけでない宮古島の魅力を体験できる

この記事を書いた人

KOKO(コーディネーター)

天皇陛下の日本山岳会入会にも尽力した同会元会長の父の影響で、学生時代から登山やスキーを行う。外資系会社を経て、通訳を兼ねながら生物学者・故ジャックモイヤー氏と共に海辺の環境教育を行ったり、旅行会社にてエコツアー企画を担当し日本にインド洋のクリスマス島を紹介するなどエコツアー・環境教育の現場の最先端を走り続ける第一線ネイチャーガイド。現在は宮古諸島において、エコツーリズムの普及や海辺の環境保全に尽力している。 [資格等]

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