Seven Seas

MSENスタディーツアー 海ゴミはきっと減らせます 10月19日

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コーディネーターのKOKOです。

 

本日はセブンシーズも会員になっているNPO法人宮古島海の環境ネットワークのツアープログラム MSENスタディーツアーでした。

 

(C) NPO MiyakojimaSeaEnvironmentNetwork

 

これまで、NPO法人宮古島海の環境ネットワークの環境学習プログラムは、地元の小中学生、地元の一般市民、そして修学旅行や企業の研修旅行向けに行われていましたが、今年度から、個人観光客の方向けもスタートしました。

 

観光で宮古島を訪れる方たちは、もちろん美しい海や自然を求めていらっしゃる方がほとんどだと思います。

 

そんな旅の半日を使って、宮古島の自然のことや宮古島が抱えている海岸漂着ゴミ問題のことを少し深く学ぶプログラムを体験しよう、というものです。

 

「学ぶ」といっても難しいことではなく、逆に、楽しく「学ぶ」ことによって、もっと宮古島のことを好きになったり、自分の住んでいる地域の環境に関心を持つようになるのかな、と思います。

 

参加されたのは、横浜からお越しのファミリーでした。

 

さすが、皆さん、日ごろからプラスチック削減、SDGsの取り組み、脱炭素・・・という取り組みを積極的に実行されているとのことでした。

 

宮古島は初めてでいらしたので、前半はマングローブやその周辺にいる生き物を観察しながら、マングローブの特徴や周辺の環境とのつながりを体感していただきました。

 

今日は北風が強く、気温も低めだったので、最初、姿を現すカニの数が少なめだったことに加え、皆さんの目が慣れていなかったので、なかなかカニを見つけられませんでした。

 

しかし、徐々に気温が上がり始め、そして皆さんも生き物を観察する目が養われてきて、どんどんカニなどの生き物を見つけていました。

 

豊かな自然に触れた後は、車で移動して、大量の漂着ゴミがある海岸へ。

 

ここでも、ただゴミ拾いをするだけではなく、海岸漂着ゴミがどうして問題なのかを考え、ゴミの調査を体験して宮古島のゴミの現状を知り、最後にビーチクリーンをして少しだけ宮古島の海岸をきれいにしました。

 

このところ、強い北風が続いているので、漂着しているゴミの量が半端なかったです。

 

たった3人で拾える量は限られていますし、これからも吹く北風で、またゴミは流れてきます。

 

ただ、今日知ったこと、学んだことを家に持ち帰って、日々の生活や会社での活動に生かしていただけたら、きっと将来のゴミを減らすことに役に立つ、と信じています。

宮古島で環境を学ぶ MSENスタディツアー

MSENスタディツアー

NPO法人海の環境ネットワークが、宮古島における海洋ゴミ問題、マングローブ資源をご案内します。
海岸では、海に漂着したゴミの回収もして頂きます。
またマングローブは、遊歩道からの観察となります。
実際に生物などには触れられませんので、ご了承ください。

  • NPO法人 宮古島 海の環境ネットワークでトレーニングを積んだガイドがご案内!

  • 自分のこと、世界のこと、地球のこと、 考えるきっかけをお届けします。

この記事を書いた人

KOKO(コーディネーター)

天皇陛下の日本山岳会入会にも尽力した同会元会長の父の影響で、学生時代から登山やスキーを行う。外資系会社を経て、通訳を兼ねながら生物学者・故ジャックモイヤー氏と共に海辺の環境教育を行ったり、旅行会社にてエコツアー企画を担当し日本にインド洋のクリスマス島を紹介するなどエコツアー・環境教育の現場の最先端を走り続ける第一線ネイチャーガイド。現在は宮古諸島において、エコツーリズムの普及や海辺の環境保全に尽力している。 [資格等]

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