KOKOの独り言 パーントゥプナハ!
KOKOの独り言… 10月6日
パーントゥプナハ!
コーディネーターのKOKOです。
新型コロナウィルス拡大で、2年間中止だった島尻地区のパーントゥプナハが3年ぶりに開催されました。
パーントゥ神に扮した男性3人が、誰かれ構わず泥を塗って厄払いをするという奇祭で、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている祭事です。
神聖な場所の泥で、塗ってもらうと無病息災、ということですが、その泥の匂いがかなり強烈!
洋服につくとなかなかとれないし、髪の毛は泥パックをされたようにガチガチにかたまります。
久々の祭事だったので、今回は開始前から集落で待機。
今か、今かとみんなでパーントゥが現われるのを待ちました。
子どもたちが、「来た!」といって逃げてくると、大人たちもその方向へわーっつと集まってきて、「どこ?」「どこ?」
大人も子どもも「出待ち」状態でした。
そのくせ、パーントゥが近づくと、「キャー」といって逃げる子ども。
大人でも、パーントゥが迫ってくるとやっぱり怖いです。
でも、一旦捕まると、もう、なされるがまま・・・
泥を塗ってもらうと、嬉しい気持ち半分、早くシャワーを浴びたいと思う気持ちが半分です。
子どもはちょっとトラウマになりそうな恐怖を感じているでしょうね。
でも、とにかく、パーントゥプナハの復活が嬉しかったです。
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