Seven Seas

体験マングローブカヤック ミナミトビハゼを発見 12月29日

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コーディネーターのKOKOです。

 

本日はセブンシーズのツアープログラム「体験マングローブカヤック」でした。

 

(C) SevenSeasMiyakojima

 

最近、例年より寒く感じる日が多かった宮古島ですが、今日は風も弱まり晴れ間も見えました。

 

でも、予報で夕方から雨が降り、風が強まるとのことだったので、少し早めにスタートをしました。

 

参加されたのは、愛知県からお越しのご夫婦でした。

 

ご主人はマイカヤックをお持ちでカヤックフィッシングをされる、というカヤック経験者でいらしたので、終始、初カヤックの奥さまをリード。

 

でも、だんだん奥さまも慣れてきて、後半になって一人で漕いでみたら、意外と上手!ということが判明。

 

マングローブはあまり見たことがないということだったので、その根のしくみや増え方など、近くに寄って解説しました。

 

もちろんマングローブだけでなく、アダンやガジュマル、モモタマナといった周辺に生息する植物のお話しなども交えながらのんびりマングローブの入り江を漕ぎ進めました。

 

生きものも探してみましたが、まず目についたのは色々な鳥です。

 

遠くにいたカワセミは、お2人は見ることができませんでしたが、大型のアオサギの群れや、ダイサギ、高い声で鳴くチュウシャクシギ、アカアシシギなど色々な鳥との出会いがありました。

 

ヤエヤマヒルギの根にミナミトビハゼの若い個体がとまっていたので紹介しましたが、ご主人はすぐにわかり、奥さまは「え、どこ? どこ?」となかなか見つけることができませんでした。

 

初めての生きものは、どこに、どんな風にいるのか検討がつかないので、目の前にいても視界に入らないことがありますね。

 

野生の生きものは、周囲の環境に近い色をしているものも多いので、特に見つけにくいです。

 

でも、1回見つけたら次々と見つけることもありますね。

 

今日は、最後の最後、奥さまが、「あれ、アーチ形の根の上にいるの、ミナミトビハゼじゃない?」と一番最初に見つけました。

 

しかも、とっても大きい個体!

 

海から上がって解散したとたんに雨が激しく降り始めました。

 

前倒しでスタートしていてよかったです。

宮古島で体験マングローブカヤック

体験マングローブカヤック

カヤックで、マングローブをはじめ海浜植物や汽水域の生きものを観察するプログラムです。
貴重なマングローブ、豊かな生態系についてのガイドの解説や、静かな入り江で鳥のさえずりを聞きながら、のんびり、ゆったり自然の神秘を感じてください。

  • マングローブ域の動植物などの解説を聞きながら観察

  • ベテランインストラクターのガイドなので初心者でも安心

この記事を書いた人

KOKO(コーディネーター)

天皇陛下の日本山岳会入会にも尽力した同会元会長の父の影響で、学生時代から登山やスキーを行う。外資系会社を経て、通訳を兼ねながら生物学者・故ジャックモイヤー氏と共に海辺の環境教育を行ったり、旅行会社にてエコツアー企画を担当し日本にインド洋のクリスマス島を紹介するなどエコツアー・環境教育の現場の最先端を走り続ける第一線ネイチャーガイド。現在は宮古諸島において、エコツーリズムの普及や海辺の環境保全に尽力している。 [資格等]

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