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宝塚医療大学観光学部 宮古島キャンパスが来春開校!

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コーディネーターのKOKOです。

 

去る10月25日に、宝塚医療大学観光学部観光学科の認可が正式におり、来年4月の開校が決まりました。

 

1年次は宮古島キャンパスで学び、2年以降は兵庫県尼崎市で学びます。

 

宮古島には寮を建設中で、全寮制となっていますが、宮古島に住んでいる人は自宅からも通えるということです。

 

医療系の大学なので、これまでは理学療法や柔道整復といった保健医療の学部だけだったのですが、観光学部が新設されたのです。

 

観光という分野は、実は農業、漁業、医療など様々な分野とのかかわりがあるので、医療系の大学が観光学部をもつというのは面白い発想ですね。

 

宮古島での1年間は、語学、コミュニケーションスキル、情報処理、そしてインターシップなどで基礎を学びます。

 

観光産業が基幹産業である宮古島では、観光の現場第一線で働く人たちと交流し、様々な経験や知識を得ることができると思います。

 

島外の人たちにとっては、1年間宮古島で学べる、というのは魅力ですね。

 

一方、宮古島に住んでいる人にとっても大きなメリットがあります。

 

これまで大学のない宮古島では、宮古島で高校を卒業した後の進路は、島外に出て就職、または島外の専門学校を経て就職という流れが主流で、大学へ進むというのは少しハードルが高いイメージです。

 

周囲に大学に通う人がいないのです。

 

大学の1つの学部でもできれば、大学生が身近にいる環境となり、「自分も大学へ行こうかな」と思う子どもたちも増えるかもしれません。

 

進路の選択肢が増えることはとてもよいことですね。

 

(C) SevenSeasMiyakojima

 

KOKOやJUNも、観光に携わる人間として、宮古島キャンパスでの授業で講師をつとめるなど関わっていきます。

 

宮古島市の総合計画では、「大学など高等教育機関の誘致・開校など、将来的な人材の育成・確保に向けて連携を強化していく」としています。

 

今、宮古島にある、環境、観光、農業、漁業などの様々な課題を見て感じるのは、「教育が大事」ということです。

 

「学びたい人が学べる」環境を整え、宮古島の子どもたちの持っている個人個人のポテンシャルをもっともっと発揮できる島になったらよいな、と思っています。

この記事を書いた人

KOKO(コーディネーター)

天皇陛下の日本山岳会入会にも尽力した同会元会長の父の影響で、学生時代から登山やスキーを行う。外資系会社を経て、通訳を兼ねながら生物学者・故ジャックモイヤー氏と共に海辺の環境教育を行ったり、旅行会社にてエコツアー企画を担当し日本にインド洋のクリスマス島を紹介するなどエコツアー・環境教育の現場の最先端を走り続ける第一線ネイチャーガイド。現在は宮古諸島において、エコツーリズムの普及や海辺の環境保全に尽力している。 [資格等]

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