Seven Seas

体験マングローブカヤック カニも木を登る? 1月20日

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コーディネーターのKOKOです。

 

本日はセブンシーズのツアープログラム「体験マングローブカヤック」でした。

 

(C) SevenSeasMiyakojima

 

今日は事務処理ミスで、参加されたお2人にご迷惑をかけてしまいました。すみませんでした。

 

でも、明るく仲良しのお2人と、優しい陽ざしのおかげで、楽しいツアーとなりました。

 

ちょうど今日の日中は、前線がまだ近づいていなくて、この時期には珍しく南寄りの穏やかな風が心地よく吹き、水面も静かでした。

 

今晩から明日にかけて前線が通過し、風が強い北風に変わります。

 

ツアーが今日でほんとによかったです。

 

お2人は、昨日はSUPを楽しんだということで、SUPも風が強いとできないので、ラッキーでしたね。

 

マングローブ域は、冬の定番!のシギやサギたちがあちらこちらにいました。

 

マングローブは初めて見る、というお2人でしたので、じっくりマングローブを観察しながら、マングローブのユニークな生態や種類について解説いたしました。

 

マングローブの胎生種子が集まって根付いている場所で、マングローブの子どもたちは漂流してくる、という話をしたら、お2人ともちょっと不思議そうな顔をされていたので、胎生種子がぶら下がっているメヒルギの近くで、マングローブの増え方をお伝えしました。

 

冬になると、カニの活動はあまり活発ではなくなるのですが、今日は暖かかったのか、カクベンケイガニがたくさん姿を現わしていました。

 

小さいし、根と同じような色をしているので、やはり最初は見つけにくいです。

 

奥さまはすぐに見つけたのですが、後ろに座っているご主人は「どれ?わからないな」

 

何か所かでチャレンジし、ついに「あっ、見つけた!」と喜んでいました。

 

その後は、ヤエヤマヒルギの根をカニが一斉に上に登っている姿もありました。

 

ミナミトビハゼは小さい個体から大きい個体までいて、水面をピョンピョンと跳ねる姿は可愛らしいですね。

 

宮古島といえば、鮮やかな宮古ブルーのサンゴ礁がイメージなので、お2人は「宮古島じゃないみたい」ともおっしゃっていました。

 

でも、マングローブカヤックを体験した後は、きっと、マングローブ域の入り江も宮古島を豊かにしている大事な場所だということを感じていただけたかな、と思います。

 

今日のご参加ありがとうございました。

 

 

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@sevenseasmiyako

宮古島で体験マングローブカヤック

体験マングローブカヤック

カヤックで、マングローブをはじめ海浜植物や汽水域の生きものを観察するプログラムです。
貴重なマングローブ、豊かな生態系についてのガイドの解説や、静かな入り江で鳥のさえずりを聞きながら、のんびり、ゆったり自然の神秘を感じてください。

  • マングローブ域の動植物などの解説を聞きながら観察

  • ベテランインストラクターのガイドなので初心者でも安心

この記事を書いた人

KOKO(コーディネーター)

天皇陛下の日本山岳会入会にも尽力した同会元会長の父の影響で、学生時代から登山やスキーを行う。外資系会社を経て、通訳を兼ねながら生物学者・故ジャックモイヤー氏と共に海辺の環境教育を行ったり、旅行会社にてエコツアー企画を担当し日本にインド洋のクリスマス島を紹介するなどエコツアー・環境教育の現場の最先端を走り続ける第一線ネイチャーガイド。現在は宮古諸島において、エコツーリズムの普及や海辺の環境保全に尽力している。 [資格等]

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