Seven Seas

体験マングローブカヤック ジャングルに住む民族のよう 9月19日

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コーディネーターのKOKOです。

 

本日はセブンシーズのツアープログラム「体験マングローブカヤック」でした。

 

(C) SevenSeasMiyakojima

 

今日は女性お2人が参加してくれました。

 

お会いした時に、少し日焼けしていかにもスポーツをやっているような感じだったので、お聞きすると、ソフトボールをやっている、とのことでした。

 

カヤックの経験は1回だけということでしたが、パドルの使い方はバッチリ、ソフトボールをやっているので腕の使い方がスムーズなのかな?

 

今日も静かな入り江をゆっくり漕ぎ進みます。

 

ヤエヤマヒルギの林を漕ぎながら、マングローブの生態や種類について解説しました。

 

頭を少しだけだしているヤエヤマヒルギの若木の横をすり抜けながら、「かわいい、がんばって大きくなれ」とお2人から優しい言葉が。

 

入り江の出口近くは水が澄んでいて海底が見えたので、少しのぞいてみると、カニの巣穴が見えました。

 

午後になると潮が引くので、この巣穴からカニが出てきて食事タイムになります。

 

そして、それを狙うのが、シギたちです。

 

今日は、何種類ものシギが、群れていました。

 

少し遠めにシギの群れを見て、「私たちが近づいたら飛び立つと思いますよ」と言いながら少し近づくと、一羽が飛び、続いて5、6羽が飛び立ち、それに続いて別の群れ、また奥からは別の群れが高い声で鳴きながら飛び立ちました。

 

「わあ、いっぱいいた!」とお2人とも大喜びでした。

 

パドルの使い方の上手なお2人は、早々とヤエヤマヒルギの根にいるミナミトビハゼを見つけました。

 

根の色と同じような色をしているので見つけづらいですが、お2人は遠くからシルエットでも見つけることができるようになってさすがです。

 

ヤエヤマヒルギの細い間を通る時は、パドルが枝に引っかからないようにカヤックに平行に持つとよいですよ、と伝えたら、お2人はパドルを水面と垂直に持って通過、それこそジャングルに住む〇〇族の人たち、のようでした。

 

今日も日差しは強かったですが、入り江の一番奥のジャングルの中は涼しかった。

 

入り組んだヤエヤマヒルギの根に囲まれ、奥の方からは魚でしょうか、バシャという音が聞こえて来て、探検気分満載です。

 

GoProの撮影もうまくできているとよいですね。

宮古島で体験マングローブカヤック

体験マングローブカヤック

カヤックで、マングローブをはじめ海浜植物や汽水域の生きものを観察するプログラムです。
貴重なマングローブ、豊かな生態系についてのガイドの解説や、静かな入り江で鳥のさえずりを聞きながら、のんびり、ゆったり自然の神秘を感じてください。

  • マングローブ域の動植物などの解説を聞きながら観察

  • ベテランインストラクターのガイドなので初心者でも安心

この記事を書いた人

KOKO(コーディネーター)

天皇陛下の日本山岳会入会にも尽力した同会元会長の父の影響で、学生時代から登山やスキーを行う。外資系会社を経て、通訳を兼ねながら生物学者・故ジャックモイヤー氏と共に海辺の環境教育を行ったり、旅行会社にてエコツアー企画を担当し日本にインド洋のクリスマス島を紹介するなどエコツアー・環境教育の現場の最先端を走り続ける第一線ネイチャーガイド。現在は宮古諸島において、エコツーリズムの普及や海辺の環境保全に尽力している。 [資格等]

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