コーディネーターのＫＯＫＯです。

本日はセブンシーズのツアープログラム「体験マングローブカヤック」でした。

東京からお越しの仲良しカップルが参加して下さいました。

今日は南寄りの風がやや強かったのですが、お２人で息を合わせて漕いだり、彼が上手に舵取りをしていたので問題なしでした。

スタート時は潮がとても高くて、ヤエヤマヒルギの根も見えないほどでした。

宮古島に生息するマングローブのうち、ヤエヤマヒルギとヒルギダマシが点在しているポイントで、「２種類のマングローブを見つけられますか？」と尋ねましたが、潮が高くてヒルギダマシがほぼ水没してしまっており、なかなか見つけられませんでした。

ヤエヤマヒルギの胎生種子は、かなり、親木から離れて落下しています。

ここ数日風が強いこともあって、今日はカヤックを漕いでると、ヤエヤマヒルギの胎生種子がまとまって漂流していたりしていました。

胎生種子を観察しながら、お２人に、ヤエヤマヒルギの増え方をお話すると、お２人とも「へーっ、面白いですね」と、びっくりされたようです。

パドル操作に慣れたころから、生き物を探してみました。

流れがある場所では、なかなかじっくりヤエヤマヒルギの根にいる動物を観察することはできなかったのですが、ヤエヤマヒルギの並木道の入り口に、少し大きなカクベンケイガニを見つけました。

「あっ、大きなカニがいますよ。」というと、お２人とも見つけて「わーっ、カニだ！」

すると、直後に、水面からピョンとジャンプしてカニのすぐ横に現れたのはこれも大きなミナミトビハゼでした。

「わあ、爬虫類みたいなのが横に来た。ケンカするかな～」とお２人。

いや、２匹は特に干渉することもなく、しばらく近くにいました。

マングローブ域には、色々な不思議な生態を持った生き物がいます。

マングローブカヤックを通して、自然の不思議な魅力を体感してもらえたら嬉しいですね。