体験マングローブカヤック 静かな入り江で珍しい動物たちと遭遇 4月9日
コーディネーターのKOKOです。
本日はセブンシーズのツアープログラム「体験マングローブカヤック」でした。
昨日は北風が強かったので残念ながらツアーは中止になってしまいました。
今日は風も穏やかになり、陽ざしもあって、水も澄んでいてとても気持ちのよい日となりました。
参加されたのは、神奈川県からお越しのカップル。
パドルの扱いにもすぐ慣れ、ヤエヤマヒルギの林や細い入り江も上手に通っていきました。
朝のマングローブ林はとても静かで、奥の森からはクジャクの大きな鳴き声が響きます。
カヤックを漕ぎ進めると、ヤエヤマヒルギの根にはシギの群れが休んでいて、潮が引くのを待っているようでした。
近づくと、皆いっせいに低空飛行で飛び立ちます。
今日はピンクの足の長いセイタカシギも入り江にやってきていました。
セイタカシギは、秋から春先にかけて宮古島に渡ってくる鳥です。
色々な鳥を見ていると、木の上にとまっている鳥を見つけて、お2人が、「あそこにも鳥が」と指を指しました。
木の上にいたのはキジバトでした。
キジバトは宮古島で一番一般的にみられるハトですが、他にもいろいろなハトがいます。
天然記念物のハトもいて、キンバトという名前なんですよ、とお話し、どんな風に鳴くのか、羽が緑でキレイですよ~と話をしていると、ちょうどキンバトの鳴き声も聞こえてきて、その後、キンバトがサーッと飛ぶ姿も見ることができました。
ラッキーですね。
それからイソヒヨドリの賑やかな声や、今の時期は、ウグイスの美しい声も聞こえてきました。
後半には、ヤエヤマヒルギの根にいるミナミトビハゼも見つけることができ、静かな入り江で生きもの探しを堪能することができたかと思います。
宮古島で体験マングローブカヤック
カヤックで、マングローブをはじめ海浜植物や汽水域の生きものを観察するプログラムです。
貴重なマングローブ、豊かな生態系についてのガイドの解説や、静かな入り江で鳥のさえずりを聞きながら、のんびり、ゆったり自然の神秘を感じてください。
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マングローブ域の動植物などの解説を聞きながら観察
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ベテランインストラクターのガイドなので初心者でも安心