体験マングローブカヤック サシバ ミサゴ コウノトリも 10月14日
コーディネーターのKOKOです。
本日はセブンシーズのツアープログラム「体験マングローブカヤック」でした。
今日参加されたのは東京からお越しの仲良し女性4人グループ。
熱帯低気圧が宮古島の南にあり、その影響で風が強い日が続いています。
今日も実施が危ぶまれましたが、幸い、マングローブの入り江はそれほど風が強くなく、雲の合間で晴れ間も見えるお天気で無事に開催することができました。
気が付けば、もう10月中旬。
サシバの渡りの季節です。
マングローブの入り江も、キッキー、という独特の鳴き声が響き、上空をサシバが飛んでいました。
サシバは鷹の仲間で、本州や九州で営巣し、秋になると、宮古島などを経由して、さらに南の暖かい場所で越冬します。
サシバだけでなく、他の鷹の仲間のミサゴも風に乗って高く飛んでいました。
ミサゴは魚を食べるので、よくマングローブ域で見かけます。
さらに今日は、いつもは伊良部島で過ごしているコウノトリも飛んできていました。ラッキー!
広い海域で鳥たちを見た後は、風の影響が少なく穏やかな入り江の奥の方で、じっくりとマングローブを観察しました。
漂流している胎生種子や、ヤエヤマヒルギについているまだ極小の胎生種子をみながら、マングローブがどうやって増えるのかをお話すると、みなさん、マングローブは見たことがあっても、そのユニークな生態については知らなかったので、興味深く聞いてくださいました。
ヤエヤマヒルギに近づくと、根には、ミナミトビハゼやカクベンケイガニがいました。
ミナミトビハゼは大きい個体から、まだ小さい個体までさまざま。
ぴょんぴょんと水面をはねる姿がかわいいです。
最後まで陽が差して、のんびりカヤックを楽しむことができました。
宮古島で体験マングローブカヤック
カヤックで、マングローブをはじめ海浜植物や汽水域の生きものを観察するプログラムです。
貴重なマングローブ、豊かな生態系についてのガイドの解説や、静かな入り江で鳥のさえずりを聞きながら、のんびり、ゆったり自然の神秘を感じてください。
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マングローブ域の動植物などの解説を聞きながら観察
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ベテランインストラクターのガイドなので初心者でも安心