体験マングローブカヤック シギの群れをカメラにおさめて 5月22日
コーディネーターのKOKOです。
本日はセブンシーズのツアープログラム「体験マングローブカヤック」でした。
今日は青空でさわやかな陽気のもと、のんびりカヤックを漕いできました。
参加されたのは、60代のご夫婦です。
以前、奄美大島でマングローブ域のカヤックツアーに参加したことがある、とのことでしたが、ジャングルの狭い場所ばかりだったので、広いところで漕ぎたい、という思いがおありでした。
セブンシーズのマングローブカヤックのフィールドは、ジャングルクルーズのようなポイントもありますが、比較的広い場所をゆったり漕ぎながら、鳥や虫の声を聞いたり、鳥やカニや魚などを観察したりいたします。
奥さまは、「ああ、広い場所でよかった。」と、安心したご様子。
宮古島がどうやってできたかにも関係することですが、宮古島には高い山がなく、したがって地上を流れる川がないために、他の島のように、川の両岸にマングローブが生えていて、その川をカヤックで進んでいく、というマングローブカヤックはできません。
川がないのに汽水域に生息するマングローブがあるのは、地下水が海に流れ込む、汽水域の入り江があるためです。
入り江なので、川よりも広く、一方、開けた海域よりも波があまりないので、のんびり漕ぐことができますね。
ただ、入り江は潮が低い時は水がなくなって干潟になるので、マングローブカヤックツアーは潮が高い時にしか実施できません。
そのため、ご予約をお受けできない時もあること、ご理解ください。
今日も生きもの探しをしました。
くちばしの長いシギがヤエヤマヒルギの根に集まっている姿を見て、お二人とも、「かわいい」といって、写真を撮られていました。
カクガニは、色が根の色に近いので、最初はなかなか見つかりません。
やっと見つけて、「こんなに小さいのね」、とわかったら、その後は何度も見つけることができました。
宮古島で体験マングローブカヤック
カヤックで、マングローブをはじめ海浜植物や汽水域の生きものを観察するプログラムです。
貴重なマングローブ、豊かな生態系についてのガイドの解説や、静かな入り江で鳥のさえずりを聞きながら、のんびり、ゆったり自然の神秘を感じてください。
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マングローブ域の動植物などの解説を聞きながら観察
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ベテランインストラクターのガイドなので初心者でも安心