コーディネーターのＫＯＫＯです。

本日はセブンシーズのツアープログラム「１日１組貸切エコツアー」でした。

参加されたのは、兵庫県からお越しのご夫婦です。

実は、９年前にも宮古島へいらして、セブンシーズの１日カヤックツーリングに参加されたことのあるご夫婦が、また宮古島へ戻ってきてくれたのです。

この９年で宮古島は大きく変わりました。

ホテルがたくさんできて、洗礼されたレストランやカフェも増え、観光客も増加。

良い部分もありますが、あまりにも急激な環境の変化に島の人々はもちろん、島の自然環境も生き物も戸惑っている部分は多いです。

これ以上島の自然が壊されないよう、島の自然や文化を将来に残すことを考えた観光が根付いてくれたらよいと願っています。

と、いっても、まだまだ宮古島の自然の魅力は残っています。

今日は、観光客のあまり知らない、豊かな自然を感じられる場所へご案内しました。

午前中はマングローブ干潟へ。

一面にいるフタハオサガニをじっくり観察していると、泡まみれになりながら、ハサミで泡をはねのけているような動作をするのがいて、みんなで大笑いしました。

穴から何やら噴き出している場所に指を入れてみると、冷たくて、すぐ地下水が出てきているとわかったご主人、さすがです。

最初は姿を現わしていなかったミナミコメツキガニの大群が、後半はどっと出てきてお2人はしばし観察＆撮影をしていました。

周りには、それを狙うシギが行ったり来たり。

午後は、伊良部島へ渡り、あまり観光客のいない景色の良いポイントを巡り、どうして佐良浜に人々が住み始めたのか、どうやって水を得ていたのか、といったお話も交えて、美しい宮古ブルーの海を堪能しました。

最後は洞窟を探検。

神秘的な鍾乳石を見ながら、その昔、どうやって島ができて、どうやって洞窟ができたのかを思いめぐらせました。

９年ぶりの再会、嬉しかったです。

また遊びに来てくださいね。