猿も捨てる?フルーツとは
KOKOの独り言… 12月12日
珍しいフルーツのお話・・・
コーディネーターのKOKOです。
多良間島に仕事で行った時、仕事終わりに散歩をしていたら、ある家の庭に何やらあまり見かけないフルーツがなっていました。
お家のオジサマに、「あれは何ですか?」と聞くと、「サルステル」と。
「サルステル?」初めて聞いた、と思い、食べれるのかと聞いてみると、
「芋に似てるけど、芋の方が美味しい」と。
なあんだ・・・と思ったけど、1つくれるというので頂きました。
ところで、「サルステル」って地元の人は言っていたけど、これ「カニステル」のことでした。
中央アメリカやメキシコ原産で台湾や沖縄でも栽培されているけど、沖縄ではほとんと売り物にならない。
だから、「蟹捨てる」「金捨てる」猿蟹合戦から転じて(?)「猿捨てる」とか言われているみたいです。
でも、カニステルって英語名でCanistelから来ているので、別に蟹が捨てるわけではありません。
何日か追熟させたら、ようじでも皮がむける・・・とのことだったので、家に持って帰って追熟させました。
1週間後、ついに、皮が柔らかくなりました。
むいてみると、大きな種が3つ。
見た目は、カボチャのよう。
でも、それほど繊維質ではない。
スプーンですくって食べてみました。
それほど甘くないスイートポテト・・・
フルーツだけど、みずみずしさが一切ない。
でも、KOKOは嫌いじゃないな~。
時々、「カニステル」としてJAのスーパーでは売られている。
特に冬のフルーツみたいです。
あまり出回らないけど、興味のある人は見つけたら買ってみたらいいかも。
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