どこから来たのか漂着種子
KOKOの独り言… 10月6日
台風の影響でツアーが中止に…
コーディネーターのKOKOです。
10月は全国的にはもう秋。
肌寒い日も出てきて、食欲の秋といわれるように、美味しい食材が増えてきますね。
宮古島では、まだまだ10月は暑い日が多いです。
海水温もまだ高く、台風も来ます。
台風14号が日本の南の方で発生し、今日は風が強くて体験マングローブカヤックのツアーが中止となってしまいました。
そこで、ちょっと海岸を歩いてみました。
台風が過ぎると、少し涼しくなるのかな。
今後、夏の南寄りの風から、時々北寄りの風が吹き始め、少しずつ涼しい日も増えてきますね。
この、北東の季節風の吹き始めを沖縄ではミーニシと呼びます。
ミーは「新しい」ニシは「北」というイミ。
なので、ミーニシは「新北風」と書きます。
宮古島は亜熱帯気候で、日本本土のようなはっきりした四季はないけれど、季節の変わり目に吹く風があって、それぞれ名前がついています。
ミーニシが吹いてから、寒くなったり暑い日が戻ったりを繰り返して、だんだん北東からの季節風が安定的に吹くのです。
この北東季節風は結構強くて、これによって様々な海を漂流しているものが宮古島の海岸に漂着します。
宮古島の北東向きの海岸に大量のゴミが漂着するのは、この季節風の影響が大きいです。
でもゴミだけではありません。
海岸を歩いていると、宮古島にはない植物の実が流れ着いてきています。
この漂着種子。
ゴバンノアシと言います。
囲碁の碁盤の足の部分に形が似ているから。
遠く南方から漂流して漂着したのかな。
どこから来たのかを想像するのはなんか夢がありますね。
次の記事へ
夜のお花見 »