ついに熱低、台風の量産か?
KOKOの独り言… 9月11日
ついに、熱低、台風の量産か?
コーディネーターのKOKOです。
今年は、全国どこでも、誰に会っても「今年は格別に暑いね」というのが挨拶みたいになっていました。
体感だけでなく、数字でも暑さは証明されています。
陸が暑いということは、もちろん海水温も高いです。
大気と海は、お互い二酸化炭素を排出し、吸収し合っています。
産業革命前までは、海から大気に排出される二酸化炭素の方がわずかに多く、それを陸の植物などが吸収し、バランスがとれていました。
現在は大気から海に排出される方が多く、海には二酸化炭素が蓄積されてきています。
海がもう二酸化炭素をあまり吸収できなくなってきて、大気の気温や海水温の上昇原因の1つになっているのです。
海水温の高い状態が続くと、宮古島にとって大事なサンゴが弱ってしまい、今年はそれが深刻な状況となっています。
海水温を下げる一つの役割となっているのが、台風です。
観光でいらっしゃる方にとって、台風は喜ばしいことではないと思いますが、島にとっては毎年何回か台風が来て海をかき回してもらわないといけないのです。
今年は、ようやく初めて来た台風が7月末、それからまたご無沙汰でした。
でも、まだまだ海水温が高く、それは台風を発達させるエネルギーとなるので、これから台風の量産体制に入るかもしれませんね。
沖縄を通過した熱帯低気圧は台風にはなりませんでしたが、沖縄各地で強雨や雷、うねりをもたらしています。
そして、現在マリアナ沖にある台風13号は、勢力を強めながらゆっくりと沖縄方面へやってきます。
台風による被害がないようしっかり対策しつつ、海水温を下げてくれることを祈りましょう。
台風が遠くても、海はうねりが入ってきて海況が悪いため、しばらくツアーが実施できない日が続くことが予想されますので、その間、ブログの投稿はお休みさせていただきます。
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