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日本気象予報士会 沖縄支部の総会に出てきました

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KOKOの独り言… 6月23日
日本気象予報士会 沖縄支部の総会に出てきました

 

 

コーディネーターのKOKOです。

 

昨日、6月22日は、日本気象予報士会、沖縄支部の総会があったので、沖縄本島に行って出席してきました。

 

沖縄支部の方々の多くは、気象台、航空管制官、気象キャスターとして活躍されていたり、気象防災アドバイザーの方などそうそうたる面々です。

 

KOKOは、日々のツアー業務に少しは役立てていますが、気象予報の業務は全くしていません・・・なのですが、今回の総会は進行を務めさせて頂きました。

 

今回は、那覇航空測候所の中で開催されたので、航空予報官の方が、航空予報業務についてお話をしてくださいました。

 

航空予報は、航空機の安全な発着、飛行に特化した予報なので、空港から半径9キロの範囲の様々な気象状況を観測し、24時間365日休まず行っています。

 

お話の後、予報現業室と、観測現業室の見学もさせてもらいました。

 

(C) SevenSeasMiyakojima

 

ここで、宮古島や下地島のデータも収集し、予報しています。

 

スクリーンに囲まれ、色々な数字やグラフがあり、ずっとここでデータ分析をして予報をするのは大変な作業だと思いました。

 

観測現業室には、航空気象ドップラーレーダーがあります。

 

電波を発射して、雨や雪などの降水粒子に反射して戻ってきた電波から、降水の分布や強度、風の分布などを観測します。

 

この情報は、管制官を通じてパイロットへ伝えられるのです。

 

(C) SevenSeasMiyakojima

 

この丸い中に、レーダーが入っていて、ぐるぐる回っているのです。

 

中からはしごを登ってちょっとだけ、まわるレーダーをのぞかせてもらいました。

 

那覇航空測候所の屋上から、滑走路に設置している風向風速計や雲の高さ、雨量、温度、湿度を測定する機器をみながら、飛行機の離発着をしばらく見ていました。

 

飛行機の事故は当然重大事故となります。

 

従って、航空予報は、人々の安全を守る、という重要任務をのために24時間365日休まずに行われているのですね。

 

気象台の方から言われました。

 

マリンアクティビティも、気象に左右されるので、気象予報はとても重要。

 

現場で活動する私たちが気象の知識を持ち、リアルタイムの情報を共有することは、海の安全を守ることにつながるので頑張ってください、と。

 

今後も気象台の方たちともつながりながら、海の安全のために気象予報も頑張りたいと思います。

この記事を書いた人

KOKO(コーディネーター)

天皇陛下の日本山岳会入会にも尽力した同会元会長の父の影響で、学生時代から登山やスキーを行う。外資系会社を経て、通訳を兼ねながら生物学者・故ジャックモイヤー氏と共に海辺の環境教育を行ったり、旅行会社にてエコツアー企画を担当し日本にインド洋のクリスマス島を紹介するなどエコツアー・環境教育の現場の最先端を走り続ける第一線ネイチャーガイド。現在は宮古諸島において、エコツーリズムの普及や海辺の環境保全に尽力している。 [資格等]

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