コーディネーターのＫＯＫＯです。

本日はセブンシーズも会員になっているNPO法人宮古島海の環境ネットワークの活動で「下地小学校での環境学習」でした。

NPO法人 宮古島海の環境ネットワークでは、ビーチクリーン活動の他に、海の環境を守る啓もう、啓発活動として、環境学習のプログラムを実施していています。

下地小学校は、豊かな生態系をもつ与那覇湾の近くにあり、2年前から与那覇湾のマングローブや生きもの観察をしています。

昨年からは、干潟を裸足で歩きながら観察するプログラムを始め、今年も潮が引いた与那覇湾の干潟を歩きながら、色々な観察をしてきました。

裸足で干潟を歩く感触に、「気持ちいい！」と興奮する児童が多く、テンションが上がっていました。

まず、じっくり観察をするように、観察シートには「指令」を記し、チームで力を合わせてその指令にあるものを探してもらいました。

貝の足跡やタマシキゴカイのウンチなど、よ～く見ないと気付かないものもありますが、児童たちはさすが、見つけるのが上手。

「リーダー！　あったよ」とあちらこちらで声がかかりました。

休憩をはさんで、後半はマングローブを観察に行きました。

事前に根の違いを説明し、実際に見にいったので、その違いが分かったと思います。

周囲には、マングローブの赤ちゃんがうまくささったのもあって、児童たちは優しく見守っていました。

わさわさと動くフタバカクガニや、長い脚で走り抜けるツノメガニ、大量の砂団子を作るミナミコメツキガニや水のある所にはガザミの仲間など、たくさんのカニも姿を現していました。

児童たちは好奇心いっぱいで、他にも色々な生きものを見つけたようです。

暑かったけど、水の中を歩いたり、初めて見る生きものがいっぱいいて、大興奮の児童たち。

だんだん潮が高くなると魚もやってきて、オキナワフグの群れ、稚魚の群れ、ボラのジャンプなど、見られる生き物も変わってきます。

身近な場所に、いかに生きものが多いのかを知ってもらえたかなと思います。