Seven Seas

狩俣小の環境学習に行ってきました 6月11日

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コーディネーターのKOKOです。

 

本日はセブンシーズも会員になっているNPO法人宮古島海の環境ネットワークの活動で「狩俣小学校での漂着ゴミ調査とビーチクリーン」でした。

 

C) NPO MiyakojimaSeaEnvironmentNetwork

 

NPO法人 宮古島海の環境ネットワークでは、ビーチクリーン活動の他に、海の環境を守る啓もう、啓発活動として、環境学習のプログラムを実施していています。

 

事前学習で、海にゴミがあるとどんな問題があるか、などを考えてもらい、今日は実際に海岸に行って体験をしました。

 

参加してくれた児童は、3年生と4年生の12名。

 

 

狩俣地域は、海の仕事に関わる人も多く、子どもたちも海で遊ぶことが多いようで、海岸では楽しそうにゴミを拾い、調査用ペットボトルもとても積極的に回収していました。

 

とても暑かったので、海岸での作業はビーチクリーンと調査対象となるペットボトルの回収とし、後半の調査は学校に戻って日陰で行いました。

 

海岸でざっと見たところ、それほど多いとは思わなかったのですが、子どもたちが、がんばって拾ってくれたため、調査対象のペットボトルは90本になっていました。

 

調査で大事なのは、結果を考察すること。

 

小学校3年、4年生でも、どうして海外からのゴミが多いのかを色々と考えてくれました。

 

そして、他の地域での同様の調査結果も示して、どこの国のゴミが多いかは、海流や風の影響に左右されるので、地域によって違うことをわかってもらえたようです。

 

自分たちの身近にある海岸が、ゴミでいっぱいになってしまうのは悲しいけれど、その理由を知ることで、自分たちにできることも少し見えてくると思います。

 

これから海岸へ行くときは、今日の体験を思い出してもらえたら嬉しいです。

この記事を書いた人

KOKO(コーディネーター)

天皇陛下の日本山岳会入会にも尽力した同会元会長の父の影響で、学生時代から登山やスキーを行う。外資系会社を経て、通訳を兼ねながら生物学者・故ジャックモイヤー氏と共に海辺の環境教育を行ったり、旅行会社にてエコツアー企画を担当し日本にインド洋のクリスマス島を紹介するなどエコツアー・環境教育の現場の最先端を走り続ける第一線ネイチャーガイド。現在は宮古諸島において、エコツーリズムの普及や海辺の環境保全に尽力している。 [資格等]

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