Seven Seas

修学旅行の環境学習に行ってきました 12月12日

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コーディネーターのKOKOです。

 

本日はセブンシーズも会員になっているNPO法人宮古島海の環境ネットワークの活動で島外から来た学生向けの「マングローブ観察会」でした。

 

(C) NPO MiyakojimaSeaEnvironment

 

NPO法人 宮古島海の環境ネットワークでは、ビーチクリーン活動の他に、海の環境を守る啓発活動として、環境学習のプログラムを実施していています。

 

今日は、滋賀県立伊吹高等学校の修学旅行において、マングローブ観察プログラムを実施しました。

 

選択性プログラムで、11名の生徒が参加してくれました。

 

北風がやや強く、気温も低めだったので、プログラム前の下見ではカニの姿はほとんど見当たりませんでした。

 

でも、プログラムが始まると太陽が顔を出し、ベニシオマネキがどんどん姿を現してくれてよかったです。

 

生徒たちには、マングローブ周辺の動植物の写真が入ったビンゴを持ってもらい、自分たちで探してもらいました。

 

すぐに、根に特徴のあるヤエヤマヒルギを見つけ、その後も4種類のマングローブの根や胎生種子を見つけ、喜んでいました。

 

やっぱり生きものも見つけると少しテンションがあがります。

 

ベニシオマネキだけでなく、クマドリオオギガニを見つけたときは、みんなで歓声をあげていました。

 

冬になるとシギやサギが渡ってきますが、今日はクロツラヘラサギも来ていて、広がったくちばしで生きものをとっている様子が見られました。

 

マングローブは何かを知らない生徒たちが多かったですが、マングローブやその周辺の生きものの生態や関わりを少し学んでもらい、生徒たちの身近にある動植物についても、少し興味を持ってもらえたら嬉しいです。

この記事を書いた人

KOKO(コーディネーター)

天皇陛下の日本山岳会入会にも尽力した同会元会長の父の影響で、学生時代から登山やスキーを行う。外資系会社を経て、通訳を兼ねながら生物学者・故ジャックモイヤー氏と共に海辺の環境教育を行ったり、旅行会社にてエコツアー企画を担当し日本にインド洋のクリスマス島を紹介するなどエコツアー・環境教育の現場の最先端を走り続ける第一線ネイチャーガイド。現在は宮古諸島において、エコツーリズムの普及や海辺の環境保全に尽力している。 [資格等]

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